撮影日記


1998年01月18日(日) 天気:くもりのち晴

Korelleはコレレで正解でした

朝はまだ少し雨が残っていたようだが,午後からはなかなかのいい天気になった。今日も休日出勤していたわけだが,予定していた仕事が案外と早く片づいたため,早々に切り上げた。
 Korelle(1998年1月05日の日記を参照)とスタジオデラックスを持って河川敷へ。とはいえ,すでに16時を過ぎている。軽く1〜2枚撮ってみようかな,というくらいの気持ちだ。河川敷には犬を散歩させている人が妙に多い。連日の雨で,犬の散歩もまんぞくにできなかった人が多いのだろう。
 撮りながらKorelleをよく見てみると,やはり蛇腹には傷みが見られる。完全に破れてしまう前に補強をしておきたいものだ。まもなく日没になるだろう。そこで久しぶりに,的場町に行ってみることにした。
 すでにシャッターを降ろしている店もあったが,例の日進堂カメラは開いていた。蛇腹式カメラのジャンク的なものでもないものかと思ったのだが,やはりこの店には程度のそこそこいいものしかおいていない。ついでに,店主にKorelleの読み方を尋ねるが,やはり「コレレ」でいいそうだ。昭和のごく初期のものではないかという。
 次に紙屋町の「カメラのドイ」を覗いてみた。すると,そこの中古カメラのウィンドウの前に,某U教授の姿があった(1997年02月02日の日記に出てくる「某大学の某教授」)。そこで,U教授にもKorelleを見てもらった。U教授によると,シャッターがPRONTORなので昭和10年ころのものだと思うとのこと。さらに,シュナイダーのRadionarというレンズは,けっこう評価が高いことを教えてくれた。また,このテのカメラはたくさんあるから,自分のコレクションから1台くらいタダ同然で売ってあげてもいいよ,とまでおっしゃる。
 さらに,蛇腹の補強についても,「有名な写真家だって,そこらへんのバンソウコウなどで貼っているだけだよ」と心強いことを言ってくださる(笑)。4×5判なら,それでもいいと思うけど。
 しかし,このとき私がもっとも惹かれたものは,ウィンドウ内にあった「ニコンFアイレベル:外見はちょっと傷んでいるけどオーバーホール済:さらにガンカプラーもついているよ」で¥40,000というもの。うーん,どうしようかな・・・・・ (^^;


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