撮影日記


1998年01月05日(月) 天気:晴れ

コレレ コレハ使える

仕事はじめの月曜日,ブルーな気持ちの人も少なくないだろう。週間以上も休んだ上での出勤だから,気が重いのも当然。だが,ウチの職場と同様に現像所も仕事はじめである。お正月の間にKorelle(1997年12月31日の日記を参照)で試し撮りをしたフィルムを現像に出すのだ。
 ところで,Korelleは「コレレ」と読んでいいように思う。いくつかの雑誌やウェブページで「コレレ」という名前を見かけることがあったからだ。まだはっきりはしないが,Korelleで間違いないように思う。
 さて,仕上がってきたフィルムをチェックする。やはりけっこうミスが多い。フィルム送りとシャッターチャージは連動していないから,撮っていないコマや二重写しのコマがある。この点はMamiya Universal Pressで慣れているから大丈夫だろうと思っていたが,甘かったようだ。また,フィルム送りもうまくやらないと,となりあうコマがかぶってしまうようだ。
 また,シャッターチャージがうまくいかないことがある。チャージできずにすぐにシャッターが開いてしまうのだ。そのようにして無駄にしたコマもいくつかある。
 しかし,ちゃんと写ったコマの写りは,思っていた以上によい。露出はオーバー気味である。シャッターのバネが弱って,露光時間が表示よりも長めになっているものと予想できる。私はどちらかというとアンダー気味の露出が好きなので,しばらくは露出計の値よりも1段ほど補正をしてみよう。
 それにしても,ちゃんと写るのである。セミ判の画面サイズをいつも携帯できる魅力はやっぱり大きい。写りが意外とよいが,これがクラシックカメラを使うおもしろさなのかもしれない。これについては,「それはドイツ製のレンズがついているからさ」と言いたげな方もいるかもしれないが。
 ところで,ひきつづいてBEAUTYFLEXの試写もしている。あまり撮影する時間がないので,まだフィルムを使いきっていない。今日,職場で何人かにBEAUTYFLEXをみせたら,異口同音「なんでも鑑定団に出そうよ」。BEAUTYFLEXもKorelleもそんなに高いものではない。どちらも保存状態は決してよくないし。ま,使ってこそ価値のあるもの。


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