撮影日記


1997年11月07日(木) 天気:晴れ

Where are they now?

やっぱり,「ういろう」はおいしい。「みそカツ」も「きしめん」もおいしくないが,だからといって名古屋の味覚がおかしい,というわけではないのだろう。だからこれまで「みそカツ」がおいしく感じなかったのは,きっと入った店が悪かったに違いない。
 もっとも私の場合,甘いものは別腹であるゆえ,甘いものに対する評価は甘いのかもしれない(笑)。

一時,休日の行楽地などでカメラを持っている人をほとんど見かけない時期があった。「写ルンですHi!」が登場したころである。遊びに行っても写真を撮らない人が多かった時期に,簡単に写真を撮ることができれる「写ルンです」そして「写ルンですHi!」が写真を撮る楽しさを人びとに思い出させたのだろう。
 そして,最近はカメラを持っている人を多く見かけるようになった。世間は,ちょっとしたカメラブーム,写真ブームだともいう。カメラは自動化が進みその精度もあがった。多機能な一眼レフカメラもかなり安くなってきた。そのせいか,コンパクトカメラだけでなく一眼レフカメラも多く見かけるようになっている。
 したがって,多く見かける一眼レフカメラは,最近のAF機となる。先日,三段峡で見かけたものも,ニコン,キヤノン,ミノルタのAF機が多かった(1997年11月3日の日記を参照)。しかし,ニコンやキヤノンについては,MF機を持っていた人も少なくなかった。ニコンはFマウントを堅持して,古い機種と新しい機種でレンズが共有できる。だから,古くからニコンを愛用している人なら,今でもMF機を使っているのも理解できる。
 キヤノンやミノルタは,AF化したときにレンズマウントも変更してしまった。さらに,キヤノンはMFボディとレンズの製造・販売を終了してしまっている。したがって,キヤノンのMF機を持っていても,中古品を探さなければシステムの拡充ができない。それにも関わらず,Canon AE-1やCanon T50という機種を使っている人を多く見かけるのは,それらがそれだけ多く売れた機種だという証拠だろう。
 しかし,ミノルタのMF機,Xシリーズは滅多に見かけない。キヤノンとは違い,まだXシリーズは生産が継続している。
 もっと疑問なのは,ペンタックスだ。AF化されても,マウントはKマウントと共通で使える。古くからペンタックスを愛用していた人なら,ペンタックスのMFボディとAFボディとを適宜使い分けていても不思議ではない。ニコンユーザは実際にそうしているのだから。
 ペンタックスも,MX,MEという機種はあまり目立たなかったが,ME Super はそこそこ出回っていたはずだ。いったい,彼らはどこへ消えたのか?
 PENTAX ME-Fなら,コレクターの手元でひそかに眠っている,と考えられるのだが(笑)。


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