撮影日記


1997年10月07日(火) 天気:はれ

レガシイRSにたどり着くまで

初代愛車初期型レガシイセダンGTとの別れ(1997年8月9日の日記を参照)から,2代目愛車が納車されるまで約2ヵ月。その間,2代目選びにはいろいろと紆余曲折があった。今日は,そのあたりを簡単にまとめておこうと思う。
 初期型レガシイセダンGTに代わる2代目愛車の候補としてまっさきに浮かび上がったのは,2代目レガシイセダンGTである。安易か(笑)?
 さっそく,「ターボ広島」(いつもお世話になっている中古車屋)さんと調べるが,ないのである。近辺の業者に在庫はなく,業者オークションに出かけてもらっても,出てこない。地元のオークションだけでなく全国レベルのオークションなどを調べてもらってもでてこない。リストに「レガシイ」はたくさんあるものの,そもそも「セダン」がないのである。たまにあっても,MT車だったり,ブライトンやLX(いずれも比較的廉価のモデル)だった。
 以前に買いかえを薦められたインプレッサWRXスポーツワゴン(1997年7月13日の日記を参照)をあらためて薦められたが,やはりインプレッサではおもしろくない。
 ところで,私が借りている駐車場は縦に長い。3ドアハッチバック車なら3台は楽に停められるだろう。そこを2人で共同で借りている。そうすれば1人分の料金がかなり割安なのだ。で,もう1人がそこに停めているクルマはBMW535である。そんなとき,中古車情報誌で,ベンツ190Eが実に手頃な値段になっているのを見た。BMWに対抗するにはベンツしかない!と「ターボ広島」さんに相談したら,「ああ,小(こ)ベンツか,やめとけ」とのこと。「ベンツは故障したら高いよ」と仰せ。
 そうこうしていたら,オークションにアルシオーネSVXがたくさん出てきた,という。アルシオーネにはどうしても魅力を感じてしまう。落札にチャレンジしてもらうかと思ったが,さすがに3,300ccの維持費は高そうである。毎週,何100kmも走って撮影に出かけていては,ガソリン代もばかになりそうにない。
 探しはじめてから1ヵ月,その間,2代目レガシイセダンGTは全然出てこない。紅葉シーズンに間に合うように2代目の愛車を決めたいわけで,対象車種を変更した。実にすなおに初代レガシイツーリングワゴンGTも平行して探すようにしたのである。ただし,色はインディゴブルーメタリックに限る,マイナーチェンジ前の初期型で走行距離5万km未満という条件をつけた。これならいくらでもあるだろう,と思ったのが甘かった。初期型はさすがに生き残っているのが少ないようで,マイナーチェンジ後のモデルを見るとワインレッドばかり。状態から言えばマイナーチェンジ後のモデルの方が有利だと思うが,正面のデザインは,やっぱり初期型の方が好きなのだ。
 そんなとき,ようやくめぐり合えたのがのが2代目レガシイセダンRSだったわけだ(1997年9月14日の日記を参照)。走行距離がまだ2万kmほど。これから長い付き合いになりそうだ。まあ,2ヵ月間ずっと待った甲斐があったというもの。


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