撮影日記


1997年09月28日(日) 天気:はれときどきくもり

さあ,散歩に行こう!

スランプ的状況を脱するべく,今日はカメラを持ってとにかくウロウロしてみることにした。さっそく,どのカメラを持っていこうか迷ってしまう。お散歩をメインにしたいので,カメラは1台,レンズも2本以内にしようと考えたのだ。
 そこで,先日の日記にも書いたように,Mamiya UNIVERSAL PRESSでスナップすることにした。レンズはMamiya-Sekor 100mm F3.5のみを使用する。距離計がうまく使えるようになったかどうかを確認することもできるだろう。フィルムは,T-MAX 100が2本あったので,それを使いきることにした。このT-MAX 100は,以前,マミヤ6の購入を前提に確保しておいたフィルムである。詳細は7月15日の日記をご覧あれ。ま,結局マミヤ6は買わなかった。マミヤ6が欲しかったのは,お散歩時のスナップ用であるから,そのために買ったフィルムをスナップ撮影に使うのに異論はあるまい。
 まず,不動院へ行った。いまだに代車生活であるが,今週になって代車がシビックのハッチバックに変わった。不動院参拝者用駐車場にとめて,不動院およびその周辺をうろうろしながらスナップしてみた。
 まず思ったこと,やはりこいつは重い!しかし,二重像合致式距離計連動ファインダー(いわゆるレンジファインダー)がコンパクトカメラを思わせるせいか,一眼レフカメラを使うときほど自分自身も身構えることがないようだ。そして,レンズシャッターの音は小さい。これもスナップには向いていると言えよう。
 さて,二重像合致式距離計はどうであったか。やはりこれは慣れないと使いにくい。たとえば,ぽつんと1本たっている街灯を写そうと思えば,楽にピントが合わせられる。一眼レフカメラのファインダーに-3の視度調整レンズをはめなればならない私の眼でも,楽に裸眼でも合わせられる。ところが,フェンスであるとか,木の枝であるなど,同じようなパターンが繰り返すような被写体には,とてもじゃないが裸眼ではピント合わせは無理だ。メガネをかければなんとかなったが,それでも簡単ではない。さらに,画面中央でしかピント合わせができないというのは致命的と言えるだろう。
 なお,まだ現像をしていないので,自分でおこなった距離計の調整結果の信頼性はわからない。だいたい合っていると思うのだが……。
 帰ってきてから,うちの周辺もウロウロしてみた。河原にいくとヒガンバナが咲いていたが,二重像合致式距離計ではピントが合わせにくい。
 フィルムを使い切ると,いったん戻り,ニコンFMを持ち出してヒガンバナを撮った。しかし,雲がかなり広がってきて,思ったようにヒガンバナに光があたってくれなかった。
 今日は,「チビクロさんぽ」の出番はなかった(9月26日の日記を参照)。

Nikon FM, AF NIKKOR 85mm F1.8S, EB

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