撮影日記

1997年09月22日(月)　天気：くもり

失われた補修部品

8月14日の日記で，梅から生まれた梅太郎氏が，私のマネ(笑)をしてニコンピカイチカリブを買ったことを紹介した。彼も，ピカイチカリブの防水性能をフルに活用して，海岸などでの撮影を楽しんだそうだ。
　しかし，ある日，彼はせっかくのピカイチカリブを壊してしまったそうだ。防水カメラであること意識しすぎて，電池ボックスのネジを思いっきり締めてしまったそうだ。その結果，電池ボックス全体が壊れてしまったという。
　さっそくニコンのサービスセンターに持ちこんだところ，なんと「この機種の補修部品は残っていませんからね……」という返事。直らないかも知れないというのだ。調べた結果，幸いにも今回の破損は電池ボックス全体がはずれてしまっただけなので，接着剤で直しましょう，ということになったらしい。しかし，もう防水性能は保障できないという。
　ところで，梅太郎氏がニコンのサービスセンターからもらってきたペラによると，カメラボディについては次の機種の補修部品がなくなっているそうである。

L135，L35AF，AD，AF2，AD2，AD3，TWAF，TWAD，AWAF，AWAD，TW2D，RD(以上，ピカイチシリーズ)
ニコマート系，EL系，FM，FM2，FE，FE2，EM，FA，FG，FG-20，S系，ニコノス1，2，3，4-A

FM，FEシリーズであれば，現行のNew FM2と共通の部品がありそうな気もするので，そういう部分であればなんとかなるのだろうが，すでに部品がないというのは，少しまいった。ただ，F，F2についてはこのリストに載っていない。これは少し驚きである。いや，さすがというべきか。もっとも，F，F2，F3AFのファインダーについては，リストに載っていた。
　これまで，梅から生まれた梅太郎氏ともども調子にのって中古品を買いまくってきたわけであるが，こういうリスクがあることも一応念頭においておいた方がいいのかもしれない。