撮影日記


1997年08月30日(土) 天気:はれ

スナップ撮ろうよ

「スナップ会」を7月から毎月,mahalさんとやっている(1997年8月2日の日記を参照)。次回は1997年9月7日(日)の予定で,いま,参加者募集中。一緒にスナップを撮りながら,写真のことについて話しあおう。

ところで,今,スナップを撮るときの「お気に入り」のカメラは,「ニコンピカイチカリブ」である。一眼レフカメラだと,どうしても厳密なピントや露出が気になってしまうし,携帯するにはさすがに大きい。「オリンパスXA2」だと小さいことは文句ないが,ピントが目測式なので,見事なピンぼけを大量生産する恐れがある。
 そこで,ひとむかし前のフルオートコンパクトカメラである,ニコンピカイチカリブの出番になる。最近のフルオートコンパクトカメラにくらべるとかなり巨大ではあるが,シャッターを押した感覚がわかりやすくていい。
 一眼レフ式ではないので,AFとはいいながらほんとうにピントがあっているのかどうか不明である。しかしながら,ファインダー下部に測距結果を示す針があるので,それを見ておけば極端なピンぼけ写真の予防くらいはできる。一眼レフ式ではないので,フレーミングは「まあ,だいたいこんなもん」だ。

最近,「スナップ」と称しながら,いかにも「ヤラセ」な写真をときどき見かける。人それぞれ写真に対する考え方はいろいろあるのだろうが,私は「スナップ」に「ヤラセ」を採り入れたくはない。「ここがもう少しああだったらいいのに……」などと思いはじめると「ヤラセ」をしたくなるのだろう。コンパクトカメラはそんな余計なことを考えずに撮れるところがいい。そう,ケースバイケースの使い分けだ。

ところで,9月7日は「スナップ会」ではあるが,私は一眼レフカメラを使うだろう。「スナップ」的に撮るが,どちらかというと私は「風景」を撮りたいのだ。やはりマニュアル式一眼レフで,多少でも自分の意図どおりの表現をしたいと欲張っているわけである。


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