撮影日記


1997年08月24日(日) 天気:はれ

久しぶりに弥山にのぼる

2代目の愛車はまだ見つからない。いつもお世話になっているクルマ屋さんに探してもらっているのだが,中古市場に流れているレガシイはワゴンばかりだという。うーん,もうしばらくレガシイセダンを探したいが,あまりに見つからないようならワゴンにするしかないか。代車のファミリアバン(1997年8月7日の日記を参照)に慣れてきたし(笑),カメラマンを気取るならやっぱりワゴンだろう。

さて,まだ愛車がないので,今日は電車で行けるところへ撮影に行くことにした。まっさきに思いつくのは宮島だ。ここ数カ月,「ひろしま世界化石ミュージアム」に仕事関係で何度か訪れている(1997年8月4日の日記を参照)のだが,撮影目的では昨年秋以来まったく訪れていない。この秋に向けてのロケハンも兼ねて,紅葉谷公園さらに弥山登山に挑むことにした。
 ロケハンとはいいながら,装備はかなり欲張った。Mamiya UNIVERSAL PRESS一式(本体・フィルムバック・50mm,75mm,100mm,250mmレンズ)とニコン一式(Nikon F3ボディ・20mm,28mm,50mm,200mm,2倍テレコン),さらにピカイチカリブとオリンパスXA2である。その上に三脚(スリックマスター)だ。これだけが,1つのリュック型カメラバックに入るのである。下手に大型のカメラバックを買うと,荷物を欲張りすぎて身動きがとれなくなるだろう。
 いや,これだけでも十分に重すぎる。トータルで10kgくらいになるだろうか。肩に腰に膝にかかとにつま先に,重さがずっしりこたえる。ルートは無難に紅葉谷ルートをとったが,通ったことのある方ならご理解いただけるであろう。距離は短いが,勾配が非常にきついのである。ルートの多くが石段だから,登りは荷物の重さが行く手をはばみ,下りは荷物の重さが膝にかかる負担を倍加する。通常の2倍以上の時間がかかった。

苦労して登ったものの,今日の瀬戸内海はかすんでいた。以前,この日記でよく使っていたフレーズで今日は締めくくろう。

結局,今日もフィルムを使い切れなかった(笑)。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 250mm F5, E100S

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