撮影日記

1997年08月05日(火)　天気：大雨

ピカイチカリブのこと

日曜日に益田の海岸でピカイチカリブを使って撮影したフィルムは2本ある。ただし，1本目は土曜日に宇品で撮影した残りであり，もう1本はまだ使いおわっていない。
　今日，はじめの1本の方を現像したものが仕上がってきた。

宇品で磯の潮だまりのなかを撮影した写真は，海草類を透かす光が美しい。ただし，まったくの目測でピントをあわせなければならないせいか，どうも甘い。陸上で撮影したものはけっこうきちんと写っているので，レンズが悪いわけではないだろうと思うのだが。それとも水中の写真はすべてそうなんだろうか。
　益田の写真は，前々回の日記に書いたように(1997年8月3日の日記を参照)，まず波打ち際に腹這いになって，波を狙った。露出もピントも機械まかせであるが，割と迫力ある画面になったと思う。なにせ波は目の前約2〜3mのところにあるのだ。波のしぶきのひと粒ひと粒が大きく見える。画面全体が白っぽい波になっているせいか，白い波に対して適切な露出になっているようだ。水の質感がある。そして，遠くの水平線はややアンダーとなり，さらに白い波を引き立ててくれている。
　夏のあいだ，ピカイチカリブでいろいろと試してみよう。
　あまり調子に乗って海水浴ばかりしていると，私はふだん体を焼かないから，夏の終わりには悲惨な目にあうかもしれない。日曜日は上半身Ｔシャツを着たままでいる時間が長かったから，腕だけしか焼けなかったけど。

リバーサルフィルムの現像は，職場に出入りするラボの方に便乗して，個人払いで精算してもらっている(1997年6月16日の日記を参照)。朝渡せば，昼には仕上がる。早い，安い，持ってきてくれる，といいことづくめなのだ。一方で，ネガカラーについては横川駅前の写真屋さんに出している。そこは同時プリント1本に1枚，「大伸ばし券」をくれる。1枚でキャビネ，5枚でワイド四つ切りだ。気がつくとたくさんたまっている。たまには消費しようと思い，先日ネガで撮影した佛通寺のカットとやまぐち号のカットを六つ切りに伸ばした。そして，壁に貼ってみる。うん，いいねえ。

今日は，「大伸ばし券」のほかに，「ハワイ旅行が当たる応募券」が入っていた。

Nikon L35AWAD, Nikon LENS 35mm F2.8, GOLD400