撮影日記


1997年07月06日(日) 天気:晴れときどき暴風雨

ベランダいじり

昨日の「スナップ会」について,書きたいことはまだいろいろあるが,とりあえず次の機会に譲ることにする。今日は,ときどき強烈な陽射しがあるものの,ときどき猛烈な風と雨がある妙な天気である。愛車もいないことなので,久しぶりにベランダのプランターの整理を行うことにした。

ここしばらく,ずっと気にかかっていたことがあった。ラベンダーが今年ようやく咲いたわけだが(5月29日の日記を参照),種を蒔いてから3年たってすっかり大きくなってしまっている。この伸び過ぎた鉢の整理と,来年もラベンダーの花を楽しむために,挿し芽で増やそうと考えていたのだ。
 ものの本によると,バーミキュライトなどのような軽い用土に,上から2つ目の節まで残して挿せば,簡単に根づくそうだ。十分に水を吸い上げさせてから,25cmの小型プランターにびっちりと芽を挿した。このなかで元気のいいやつを伸ばしてやればいいのだろう。そうだ,念のために「メネデール」でも買いに行こう。ほんとうは,水を吸い上げさせるときに使うほうがいいんだろうけど。

昼過ぎには,かなり激しい雨が降った。部屋の片付けなどをはじめてしまい,なかなか出かけられなくなったが,気がつくと外は非常にいい天気になっている。
 数日前から,カサブランカが開花しはじめた。見事な白い大輪の花を咲かせている。次々に開いて,今,3つ。近づくと強烈な匂いが楽しめる。ちょうど日が射しはじめたこの機会を逃すまいと,カサブランカを撮影しておくことにした。ちょうどフィルムも残っているので,これで使い切ってしまおう。NikonだけでなくMamiya Universal Pressに残っているフィルムも使い切ってしまおう。Mamiya-Sekor 100mm F3.5に接写リングをつけて撮影した。露出補正は1.5〜2倍である。うーん,自信はないぞ。

夕方になってから,ようやく「メネデール」を買いにでかけた。ついでに,紀伊國屋で三段峡周辺の25,000分の1の地形図も買っておいた。帰宅するころには,風が非常に強くなっていた。カサブランカの花が心配なので部屋の中に入れた。そうすると,また撮影したくなる。薄い赤系のバックをつくり,Nikon F3にわざわざKodachrome 64 (KR)を装填して,フラッシュを使ってパシャパシャと数カット撮った。発光部の前にトレーシングペーパーをかけたうえにバウンスさせまくったので,もう露出なんてわからない。外光オートのフラッシュにおまかせである。

Nikon F-801, XRG100

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