撮影日記

1997年06月27日(金)　天気：台風がくるぞ

台風がくるぞ，わいわい

金曜日の夜。私の勤務先は，残念ながら隔週週休2日制。明日は半ドンながら出勤日。とはいえ，週末であることに変わりない。今週末はどこへ撮影に行こうか？

台風がやってくる。木曜日か金曜日に来て大雨を降らせてくれれば，週末には滝の水量は豊富で迫力満点。ところが残念なことに，台風は週末にやってくる。今週末はなにもできそうにない。

こういうときはどういう撮影ができるだろうか。
　まずは，昨年から久しぶりに試みているモノクロによる静物撮影。被写体として，水晶の結晶を用意してある。今月8日に訪れた「ラピス大歩危」のお土産コーナーで，１つ500円で買ってきたクズものである。どのような絵をつくることができるか，早く試してみたいものだ。
　水晶の結晶は，六角柱状である。この六角形の各角は120度で一定である。これを，結晶の面角安定の法則という。だから，水晶の結晶を3つ用意すると，120×3＝360度となり，きっちりとあうのだ。このあたりの性質も利用して，絵ができないものかと考えている。

もう1つの方法は，台風だ。台風が直撃してくれれば，かなりの強さの風が吹き，激しい雨が降るであろう。これが撮れないものか。あるいは，これらの自然現象に翻弄される人々を添景にできると感じがよくでるかもしれない。
　あるいは，海岸へ行く。激しい波を撮るのだ。雨合羽と，カメラ用レインコートを用意しよう。
　ま，それはやりすぎかも。

とにかく台風がくるぞ。十分に気をつけよう。