撮影日記


1997年06月15日(日) 天気:雨が降らなかった

広島県内の滝を
制覇しようとしている人

前にも書いたが ,知らない人からメールを受けとるのは楽しい(1997年5月11日の日記を参照)。
 最近,「私も広島の滝を撮っています」というメールをいただいた。この方はVTRで撮影されたそうで,ウェブサイトで公開している画像はビデオキャプチャで制作されたとのことである。この方のウェブサイトを読ませていただくと,かなり大型のカメラでアタックされているように見える。実際,どんなのをお使いなのだろう……まさか,U-maticではないだろうな。
 さて,この方は,実にいろいろな滝を訪れておられる。このページを見せていただき,あらためて滝のおもしろさがわかったような気がする。こういう人たちと現地で遭遇できたら楽しいだろうな,と思ったものだ。

ところで,私は1つの滝へ何度も訪れるようにしているので,まだ訪れた滝はごくわずかである。この方の滝のガイドを参考にもっと多くの滝を撮影していこうと思う。
 だからというわけではないが,今日も撮影に出かけた(笑)。
 まず,聖湖から繰糸滝へ行く。今日は天気が悪い。繰糸滝を下から見るとき,その流れ出すところに太陽の光が当たると実に幻想的な雰囲気を感じる(1997年6月01日の日記を参照)。しかし,今日はそういう構図は期待できない。よく考えるとまだ撮っていなかった,遊歩道上からの構図をつくった。
 三段峡の撮影はお昼すぎで切り上げて,中国自動車道戸河内ICから高田ICまで突っ走った。ほかでもない,午後は,常清滝を攻めるつもりなのだ。天気の悪い午後は,全体に光が回って撮りやすい。また,梅雨どきであるから,流量が豊富ではないかとも期待した。
 1ヵ月ぶりに訪れた常清滝は,日曜日だというのに遊歩道の整備工事がおこなわれていた。展望台には,来訪者が一言ずつ書きこめるノートが復活していた。もうすぐ完成だね,きっと。水は残念ながら少なかった。

ところで,ミニFM関係でメールを送ってくる人のなかには,あいかわらず疑問に思うケースが少なくない。内容は決まっていろいろな点について「教えてほしい」というものである。どの程度まで回答するかはそのときどきの忙しさや気分次第で異なる。しかし,どのような回答をしようとも,彼らからの返事はまず期待できない。
 なぜ?私の回答があまりにも不親切だった?
 一方,写真関係でいただくメールの場合は様相がやや異なる。返信をいただくことがはるかに多いのだ。ミニFMと写真とでは,趣味とする人の「層」が違うってことなのだろうか。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 100mm F3.5, EPP

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