撮影日記


1997年06月06日(金) 天気:雨はやんだ

携帯端末

突然の東京出張である。さすがに今回はカメラを持っていく余裕はない。仕事は明日だから,今夜は泊まるだけである。東京での仕事のあとは,大阪で仕事である。
 この文章は 東京でのホテルで入力している。入力ツールは電子手帳だ。さすがにこれは楽ではない。うーん,いわゆるサブノートパソコンが欲しいぞ。
 今回の仕事は,時間がないだけでなく,ちょっと資料が多い。そのため,カメラもパソコンも持って行けなかった。

そこで,今日はこのテの機械について考えてみる。

私がはじめて買ったパソコンはEPSON PC-286LEというラップトップ機であった。NECの初代98ノートが出るか出ないかのころである。当時は持ち運べてバッテリーで動作するパソコンは珍しかったといえる。私はそれ以前には,ポケコンで遊んでいたし,電池で動作するワープロ専用機を使っていたこともあるので,パソコンもバッテリー駆動が可能なものを望んでいたのだ。

そして,パソコン通信を利用するようになると,ますます携帯可能な端末が欲しくなる。そのころは,重さが6kgを越えるラップトップパソコンに1200bpsのモデム,音響カプラの組み合わせで,公衆電話からアクセスしたりして喜んでいたものである。
 当時はデスクトップ型のワープロ専用機も使っていた。これも通信ができるものであった。CASIOWORD HW-2000Vという。またそのころ,システム電子手帳というものもあらわれはじめた。そんな1つにCASIOWORD PW-1000というものがあった。これは電子手帳というよりはワープロである。特徴としては,メモリカードを通じてHW-2000Vとデータの連係ができることにあった。
 PW-1000で直接に通信ができないのが残念であったが,これは入力もしやすくてよかった。まだ使える状態で持っているが,HW-2000Vをあまり使わなくなったので,PW-1000も使う機会が少ない。

やはり,「携帯マシン」を名乗るなら,せめてPW-1000くらいの大きさであってほしい。できれば,今この文章を入力している電子手帳くらいの大きさで,電池も同様に。
 そうなると,リブレットがいいのかな。ワープロとパソコン通信だけなら,オアシスポケットもいいね。


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