撮影日記


2019年10月06日(日) 天気:晴

相性ばっちり!
TAMRON SP 90mm F2.5とFUJIX DS-505A

ヒガンバナの撮りごろは,とても短い。
 人によって,目的によって,どんな状態の花を撮りたいかは異なってくるだろう。しかし一般的には,「きれいに開花している」状態を撮りたい人が多いはずだ。開花したばかりの花は全体が赤いが,やがて縁が白っぽくなってくる。そして,花はしおれていく。ヒガンバナは群れて咲くことが多いが,それらすべてが必ずしもまったく同時に開花するわけではない。そのため,ある花茎についた花はまだつぼみでありながら,先に咲いた花はもうしおれはじめていることもある。1つの花だけに接近して撮るならばともかく,ある程度まとまった群落として撮ろうと思えば,全体がちょうどきれいに開花しているというタイミングは,ほんの一瞬ということになるのである。

ヒガンバナの撮りごろがすぎたら,こんどはコスモスの花が目立つようになる。
 コスモスにもヒガンバナにも,アゲハチョウがやってくることが多い。

FUJIX DS-505A, TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)

今日も,FUJIX DS-505Aの縮小光学系との相性を確認するための撮影をしている。今日は,タムロンの有名な接写用レンズ,TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)だ。単体では1/2倍までの撮影となるが,手持ちで撮るならこれくらいが限度だろう。
 FUJIX DS-505Aのファインダーは,見えぐあいがよい。そして,このレンズは,ピントがわかりやすいと感じる。気持ちよい秋の風があり,コスモスの花はゆったりゆれる。アゲハチョウはせわしなく,花から花へ移動する。そのような状況を写し止めるには,これくらいがせいいっぱいか。ファインダーの見えぐあいはよくても,カメラは厚く,とりまわしにくいのである。
 なお,TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)とFUJIX DS-505Aの縮小光学系との相性については,とくに問題ないようだ。


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