撮影日記


2019年03月09日(土) 天気:晴れ

青空に目立つ撮像素子の汚れ

所用あって緑井にでかけたとき,2時間ほどの待ち時間が発生した。その時間を利用して,可部線の車両を撮ることにする。緑井駅から七軒茶屋駅のあたりは,これまで撮影が手薄になっていた場所だ。今日のようによく晴れた日を,利用したい。
 しかしながら緑井駅近辺は,見通しがあまりよくない。安川の土手まで行くと,そこは緑井駅というよりも大町駅近辺の風景だとみなしたくなる。以前にも撮ったことのある構図だが,陸橋から緑井駅を見おろすように撮った。ただ,ここを通る車両が,以前とは異なっている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

227系とよばれるステンレス車体の車両が,目立つようになってきた。来週末のダイヤ改正にともない,広島駅周辺で使われる電車は,この227系に統一されることになるという。すでに,日中の列車はほとんどが227系によって運転されるようになっている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

七軒茶屋駅のほうへ移動し,見通しのよいところをさがす。結局,七軒茶屋駅から少し緑井駅側に寄ったところにある踏み切り付近で撮ることになる。ここは午後になって,太陽が西に寄ってくるようになるころのほうが光線が好都合だが,それまで待っているだけの時間はない。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

この付近では,可部線も道路も,土手をのぼりそのうえを通っている。下には小さな川があり,それに沿った小道もある。それらが入り組んでいて,ちょっとした迷路のようだ。小さな子どもにとっては,手ごろな探検コースになりそうである。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

そこにしゃがみこんで,土手の上を通る電車をとる。こちらからなら,順光となりよく晴れた空がちょうどよい背景となる。
 しかし,そこに大きな汚れが写りこんでしまっている。センサを見ると,すぐにわかるようなサイズのゴミがついているのが見える。掃除しても掃除しても,またすぐにゴミが付着するようになった。あるいはそもそも,ゴミを取りきれていなかったのだろうか。
 レタッチすればごまかせそうにも思うが,気持ちのよいものではない。また地道に,センサの掃除に挑むようにしよう…。


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