撮影日記


2019年03月05日(火) 天気:晴

Ai連動ピンはGタイプレンズに関係なし

結局この冬には,ちゃんと雪が降るのを見ることがなかった。その一方で,冬らしくすかっと晴れた日が続くことも少なく,雨の日と晴れの日が数日ごとに交互に訪れるような,冬と春の間のような天気の日が多かったように感じている。天気予報は,明日,明後日が雨になると伝えている。
 冬がいつも通りだろうと,いつもと違っていても,春はきちんとやってくる。サクラの芽もふくらんできたように思えるが,現実にはまだ冬の姿を示している。

Kodan DCS 460, AF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6G

ニコンの一眼レフカメラ用のレンズは,絞りの情報を伝達する方法の違いによって,大きく3つに区分できる(2019年2月12日の日記を参照)。今日は,非Aiレンズを使うように,Ai連動ピンを撤去する改造を施したNikon F90Xボディと組みあわせたKodak DCS 460を使っている。Ai連動ピンを撤去したので非Aiレンズを装着できるようになったが,絞りリングと露出計が連動しないという制約が生じている。これは,Aiレンズを装着しても同じことで,通常の使い方ができない。

ニコンの一眼レフカメラ用のレンズで,CPUレンズとよばれるもののなかに,絞りリングのない「Gタイプ」とよばれるレンズがある。それ以前の絞りリングのあるレンズでは,Aiレンズと同様の機械的に絞りの情報を伝える機構と,電気信号として伝達する機構とが共存していた。Gタイプレンズは,電気信号として伝達する機構のみをもっている。
 Ai連動ピンを撤去したNikon F90Xに,絞りリングのあるCPUレンズを装着すると,Aiレンズを装着したときと同様に,絞りリングと露出計が連動しないので,通常の使い方だできない。ところが,Gタイプレンズを装着すると,プログラムAEとシャッター速度優先AEのモードしか使えないが,通常の使い方ができるのである。

今日は,Gタイプレンズとして比較的初期のものであるAF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.3-5.6Gを装着し,プログラムAEで撮り歩いてみたのであった,


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