撮影日記


2019年03月03日(日) 天気:晴

レンズを買わずに済んだのは見知らぬお客さまのおかげ

この週末も,大阪で仕事があった。仕事のあと,八百富写真機店に立ち寄ってみるが,とくにおもしろそうなものには出会えない。そこで久しぶりに,大阪駅前第1ビルのマルシンカメラを覗くことにした(2018年2月25日の日記を参照)。
 さっそく,ジャンク品が並べられているところに,ニコノス用のレンズがあるのを見つけた。手に取ってみると,見た目はきれいなUW-NIKKOR 28mm F3.5である。ただし,絞りが動かなくなっている。UW-NIKKOR 28mm F3.5は以前,陸上で使えるようにならないかと,前面の保護ガラスを無理やり取り外したことがある。結果として意味のない行為であり,レンズを不必要に傷つけただけだった(2016年5月16日の日記を参照)。だから,マルシンカメラにあるこのレンズを買えば,ニコイチして本来の姿に修復できるかもしれない。
 さらに,いわゆるシネレンズがたくさん並べられていた。ただしこれについては,予備知識がないので,今日のところは見送りだ。
 また,並べられていたAF Micro-NIKKOR 105mm F2.8DとAF Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6Dは,外見は相応に傷んでいるが,レンズやそのほかの動作には大きな支障はなさそうであった。
 このあたりから,1つあるいは2つくらいを救出しようと検討をしているとき,別のお客さんがお店に入ってこられた。そして,店主といろいろ話しこんでいる。そこに割り込んで「これ,ください」というタイミングを逸してしまい,残念だがなにも救出せずに,お店を出ることにした。
 今年になってからはまだ,カメラもレンズも1つも買っていない。1月も2月も,なにも買わずに過ごすことができた。今日もなにも買わずに過ごせたのは,お店に入ってこられた,見知らぬお客さんのおかげである。

今週も,Kodak DCS 460を連れてきた。ただしレンズは,コンパクトさを優先して,NIKKOR-H Auto 50mm F2である。

50oレンズとしては小口径で,廉価版の立ち位置であるが,日中に使うと切れ味がよく感じる。

Kodan DCS 460, NIKKOR-H AUto 50mm F2

Kodan DCS 460, NIKKOR-H AUto 50mm F2

人工光源下の環境で使っても,ほどよいシャープさだ。

Kodan DCS 460, NIKKOR-H AUto 50mm F2

Kodan DCS 460, NIKKOR-H AUto 50mm F2

あらたにレンズを購入することについては,まったく「縁」がなかったようだが,それはすでに入手しているレンズを,もっともっと使いこみなさい,ということなのだと解釈することにしよう。
 さて,今月も,カメラやレンズを1つも買わずに過ごすことができるだろうか。


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