撮影日記


2018年06月03日(日) 天気:晴れ

アジサイの季節がやってきた

まもなく梅雨がやってくる。梅雨どきに咲く花として,まっさきに連想するものはアジサイではないだろうか。さまざまな色のアジサイが,あちらこちらで見られるようになってきた。
 うちにあるアジサイも,ぼちぼち色づきはじめている。
 天気予報では,今日,明日は晴れるという。しかし来週からは,雨の日が多くなるようなので,いまのうちにいろいろ撮っておこう。
 まずは,お迎えしたばかりのNikon D300 (2018年5月27日の日記を参照)といただいたばかりのTAMRON 90mm F2.5 (52B) (2018年5月23日の日記を参照)の試し撮りもかねて。

Nikon D300, TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)

光のあたりかたが,中途半端である。植木鉢を回して花の位置を変え,さらに日ざしが強くなるときを待つ。

Nikon D300, TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)

うちのアジサイは,ふつうのアジサイではない。ウズアジサイとよばれるものだ。まだ,花が小さく花茎も細いせいか,水をかけるとその重みで,しなだれてしまう。
 さすがにこれだけ被写体も背景もごちゃごちゃしていると,TAMRON 90mm F2.5特有のとろけるようなボケぐあいも,あまり楽しめない。また,Nikon D300が出力するJPEGは,ややこってりしすぎているようにも思える。逆に,塗りたくったような色がほしいのならば,少し物足りない。いろいろと設定があるようなので,おいおい試してみることにしよう。

時間をあけて,こんどはKodak DCS Pro 14nでTAMRON 90mm F2.5を使ってみる。
 TAMRON 90mm F2.5は,1/2倍までの接写に対応している。Nikon D300の撮像素子はいわゆるAPS-Cサイズなので,ライカ判のカメラで等倍に対応したレンズと同等の範囲を写せることになる。Kodak DCS Pro 14nの撮像素子はライカ判サイズなので,掛け値なしの1/2倍までの撮影となる。

Kodak DCS Pro 14n, TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)

かける水の勢いが弱いと絵にならず,逆に勢いが強すぎると花の位置がどんどんずれていく。ほどよい勢いで水をかけ続けるのは難しく,たくさん撮って,ちょうどよいものを選ぶしかない。

Kodak DCS Pro 14n, TAMRON SP 90mm F2.5 (52B)

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