撮影日記


2018年05月12日(土) 天気:晴

若い男性は花を撮らない?

午後の用事を済ませた後,梅田駅を通る。

いつもはここで,八百富写真機店に立ち寄ってしまうものだが,今日は立ち寄らないことにした。昨夜,KIRON 28-210mm F3.8-5.6というレンズを救出したのも立ち寄らない理由の1つであるが,なによりも今日は,とてもよく晴れている。ちょうど,中之島公園では,バラの花が見ごろだという。
 中之島公園のバラ園を訪れるには,地下鉄堺筋線の北浜駅を利用するのが便利だ。
 北浜駅で地上にあがり,難波橋(なにわばし)を渡ると,そこがバラ園である。

園内のバラは,ちょうどよい具合に咲いている。まさに,見ごろ,撮りごろだ。
 バラは古くから園芸用に品種改良が重ねられており,さまざまな品種のものが見られるようになっている。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

色もさまざまで,黄色い花もあれば,赤色の花もある。赤色といっても,品種によって微妙に異なり,見飽きることはない。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

一面のお花畑という構図も美しいが,中之島公園という立地条件を活かすなら,背景に高層建築が見られるような構図がおもしろいと思う。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

人の多い町のなかで,交通の便もよい場所であるから,訪れている人も多い。
 もちろん,一眼レフカメラあるいはいわゆる「ミラーレス」カメラを携えている人も少なくない。ただ,残念ながら,フィルムで撮るカメラの姿は,ごくわずかしか見かけなかった。いや,皆無でなかっただけでもありがたい,というべきだろうか。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

そのようなカメラでバラの花を撮っている人は,いわゆる「おじさん」が目立つ。カメラや写真を趣味とする人には,そもそも男性が多いだろうから,これは当然のことだろう。それに加えて,「カメラ女子」ともよばれるような,人の姿も目立つ。
 ところが,比較的若い男性の姿がない。ここを訪れている人のなかに,若い男性がいないわけではない。しかし,それなりのカメラをもってバラの花を撮っている人のなかには,ほとんど若い男性が見られない。花だけを熱心に撮っている人だけでなく,モデルさんを連れてきて撮っている人の姿もあるが,いずれも「おじさん」かいわゆる「カメラ女子」,あるいは「おばさん」である。
 今日,この時間帯が,たまたまそうだったのか。あるいは,若い男性は,こういう場所の花を撮ろうとすることが少ないのか。実際は,どうなのだろう?


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