撮影日記


2017年04月13日(木) 天気:晴

サクラはまだ楽しめる この枝ぶりを見よ

今年のサクラは,いつもより長く楽しめているように感じる。咲きはじめはいつもとあまり変わらないが,その後,なかなか満開にならなかった。ようやく満開といえる状態になったのが,先週末のことである。今週はじめに雨が降ったが,幸いにもまだ,サクラを楽しむにはじゅうぶんなだけの花が,「楠木の大雁木」を覆っている。

Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR ED 70-300mm F4-5.6D

市街地にある木なので目立ちにくい存在であるが,上流側からこのように見れば,枝がかなり広がっているか,おわかりいただけるだろう。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

逆に下流側から眺めてみれば,ちょうど向こうを「ドクターイエロー」(走行しながら線路や架線の状態を検査する,黄色い車体の新幹線車両)が通過していった。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

今日のこの時刻に通ることがわかっていたなら,望遠レンズでこのような構図を狙えたはずだが,惜しいことをした(上の画像をトリミング)。

閑話休題。私は「鉄」ではないのだから,「ドクターイエロー」は,気にしないことにする。このサクラは,雁木という石段の上にはえており,そこから下へ枝を伸ばす。だから,枝の先は根よりも低い位置にある。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

下流側から見上げれば,ちょうど順光になる。濃い青空と,ほのかに赤味がかった白い花とのコントラストが美しい。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

個人的に「楠木の大雁木」にあるサクラに注目しているが,新横川橋の近くにあるサクラも,コンパクトながら豪快な枝ぶりである。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

ともあれ,ずいぶんと若葉も目立つようになってきたが,今年はまだまだサクラの花を楽しめる広島市内であった。


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