撮影日記


2015年04月24日(金) 天気:晴

帰ってきたオートドライ 中身を出さなきゃ動かせないよ

「オートドライ」の修理が完了した。
 故障した「除湿ユニット」を取り外して郵便局から送ったのが,先週の金曜日(2015年4月17日)のお昼である。送り先は,栃木県那須郡にある東洋リビングの那須工場だ。見積りの連絡があったのが,翌週火曜日(4月21日)の午後である。たぶん月曜日には受け取ってもらえていただろうから,即日あるいは翌日には見積りが出たということになりそうだ。その見積りを受けて,修理進行を承認する連絡をしたのが水曜日(4月22日)の早朝。その日の午前中に,修理完了まで2〜3日という返信があった。その後,当日中に修理できそうである旨の連絡があり,翌日の木曜日(4月23日)には修理後の検査もできそうであるとのことだった。そして,修理完了品が私の手元に届いたのが,今日(4月24日)である。そんなに複雑な修理ではなかったのだろうが,ここまで早いと,じつにありがたいものである。
 修理代金は,送料等を含んで11000円ほどである。これでまたメンテナンスなしで10年くらいは使えたらいいなと,期待している。私の使っている「オートドライ ED-170S型」の購入価格は約45000円だったので,これまでの使用期間17年で割れば,1年あたり約2650円となる。約11000円で修理したので,購入代金と修理代金の合計56000円を17年で割れば1年あたり約3300円になるが,今後さらに10年使えれば27年で割ることになるので,1年あたりが2000円少々になってしまう。そこまで使えば,1日あたり5〜6円に過ぎない。置き場所さえ確保できるなら,「オートドライ」は買って損のない製品だと考えている。

「オートドライ」の修理を依頼するときには,本体すべてをメーカーに送る必要はなく,「除湿ユニット」だけを外して送ることになる。修理が完了して戻ってくるのも,もちろん除湿ユニットだけなので,こんどは除湿ユニットをつけ直さなければならない。除湿ユニットは,4本のネジで留められているだけなので,取り外しもつけ直しも簡単なのだが,「オートドライ」本体の裏側で作業をしなければならないのが問題点だ。

「オートドライ」を,部屋のまんなかにポツンと置いている人は少ないと思う。たいていの人は,壁に沿って置いているのではないだろうか。だから「オートドライ」の裏側の作業をするには,「オートドライ」を部屋の真ん中に移動させなければならない。「オートドライ」は金属製のケースだからそれなりの重量があるとはいえ,基本はケースである。冷蔵庫のように思い機器が入っているわけではない。「オートドライ」そのものは,大人が抱えて動かせないようなものではない。
 だがそれは,「オートドライ」の中身が空っぽだったら,という場合のことである。「オートドライ」には,たくさんのカメラやレンズが詰めこまれているだろう。私がこのED-170S型を選んだのは,一眼レフカメラ5台とレンズ15本,中判カメラ1台とレンズ5本を収めるためだった(1998年4月11日の日記を参照)。カメラボディやレンズがそれぞれ1つ500gとしても,これだけを詰めこむと13kgになる。そして購入時の店員さんが予言した「どうせ増えるでしょ」が現実のものになり,いまは当初の数倍のカメラ,レンズが詰めこまれている。その重さを合計すれば,ふつうに抱えられるようなものではなくなっている。

そこで,まずは「オートドライ」を空っぽにするところから作業がはじまる。
 空っぽになった「オートドライ」を壁際から移動させて除湿ユニットを取りつけ,また壁際に置き直す。中身が詰まった状態では,とても無理な作業である。

元の位置に戻したら,中身も入れ直す。こういう機会を利用して,中身もきちんと整理し直そう。きちんと整理すれば,きっと今まで以上にたくさん入るはずだ(笑)。

さて,ここで問題。
 Mamiya RB67が入っているこの段には,全部で何台のカメラ・レンズが突っ込まれているだろうか?(笑)


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