撮影日記


2014年10月10日(金) 天気:晴

10月10日は「魚眼レンズの日」

「魚眼レンズの日」を「10月10日」に決めたのは,つい10日前のこと(2014年10月1日の日記を参照)。そして,戦略?どおり,さっそくはじめての「魚眼レンズの日」を迎えることになった。平日のため,撮影のための時間があまり確保できないが,「ぎょぎょっと20」はピント調整も絞りの調整も不要なレンズ。いや,「調整が不要」ではなく「調整ができない」レンズなのだが,ともかくピント調整も絞りも意識せず,シャッター速度もカメラのAEにまかせて,構図だけに集中してどんどん撮っていけるのだ。
 だが,直線状の被写体を無造作に画面内に入れると,大きく湾曲して「いかにも魚眼レンズです」という写真になってしまう。

Nikon FE, Amusement Lens Fisheye-type 20mm F8, ACROS

だったら,直線や平面ではなく,曲線や曲面で構成された被写体を撮ればよい,ということになるのだろうか。

Nikon FE, Amusement Lens Fisheye-type 20mm F8, ACROS
Nikon FE, Amusement Lens Fisheye-type 20mm F8, ACROS

どちらかというと平面で構成された「602号」旧・西鉄北九州市内線の電車(写真:上)よりも,曲面で構成された「1005号」グリーンムーバーLEX電車(写真:下)のほうが,魚眼レンズで撮ったときに違和感が少ないと感じる。

直線が目立つ被写体であっても,それを画面の中心部に置き,周囲に直線状のものが写りこまない状況ならば,いかにも魚眼レンズな写真にはならないようだ。これは,いつもの駅前のポスト。

Nikon FE, Amusement Lens Fisheye-type 20mm F8, ACROS

中央の人は,あまり違和感なく写っているが,周囲の電車がこれだけ湾曲していれば,やはりこれは,いかにも魚眼レンズな写真となる。

Nikon FE, Amusement Lens Fisheye-type 20mm F8, ACROS

今年は,魚眼レンズで撮ったらどんな写真になるか?を試すだけで終わってしまったが,来年以降,なにかおもしろい撮り方を見つけ出せればいいなと思っている。いやそのまえに,「魚眼レンズ風」な「ぎょぎょっと20」ではなく,ちゃんとした魚眼レンズを入手したいところだ(笑)。

Nikon FE, Amusement Lens Fisheye-type 20mm F8, ACROS

← 前のページ もくじ 次のページ →