撮影日記


2010年10月23日(土) 天気:くもり

積み木

積み木を買おうと思った。このような,伝統的スタイルのものである。

まず,「ビックカメラ・ベスト広島店」へ行ってみる。ここのおもちゃ売り場は,常時,メーカー希望小売価格の3割引きになっているはずだから。また,伝統的なおもちゃに,ブロックというものがある。個人的には,河田の「ダイヤブロック」がよいと思っているのだが,おもちゃ屋さんでも扱っていないことがある。扱っていたとしても,常備している商品はごく少ない。それに対して「LEGO」なら,どこのおもちゃ屋さんでも,それなりに充実している。ビックカメラでは,ダイヤブロックもそれなりに常備しているので,伝統的なおもちゃも扱っているのではないかという期待があったのだ。
 しかし,さすがにこのようなスタイルの積み木は見あたらない。

つぎに,ぶらぶら歩いて,八丁堀「天満屋」を覗くことにした。ただ,ここにはあまり期待をしていない。以前,友人に筆記具を贈ろうと考えたことがあるが,「天満屋」には文房具の売り場が見あたらなかったのである。たしか,おもちゃ売り場もなかったように思う。しかし最近,天満屋には「丸善&ジュンク堂」がはいり,広島市内で最大級の書店がオープンしたという報道があった。だったら,フロアの配置等も変わったのではないだろうか,と淡い期待をする。
 ほかでもないが,冠婚葬祭のお返し等で天満屋の商品券(全国共通ではないもの)がたまっている。これを消費してしまいたいという目論見もあるのだ。
 しかし,八丁堀の天満屋には,やはりおもちゃ売り場はなかった。また,ベビーやキッズというフロアもないようである。「丸善&ジュンク堂」も,純粋に本だけを扱っているようである。

しかたがないので,八丁堀「福屋」を覗くことにする。
 ここには小規模ながら,おもちゃ売り場もある。ベビー用品のコーナーに隣接しており,積み木もあった。
 しかし。
 想定していたよりも高いのである(^_^; 5000円くらい,せいぜい1万円くらいまでのものを考えていたのだが,もっとも安いセットでも18000円くらいする。よく見れば,スイス製。いわゆる,高級舶来品ということか。売り場をくまなく見てみると,隅のほうに紙製のバケツに入った積み木があった。こちらはドイツ製だが,価格は3000円ほどから。価格的には手頃なのだが,手にもった感じが思ったよりも軽い。軽い木材を使っているのかもしれないが,ちょっと想像していたものとは違う。また,スイス製のほうは塗装をしていなかったが,こちらドイツ製のほうはすべての積み木に塗装がされているらしい。中国製ではないようなので,へんな塗料は使っていないと思うのだが。また,パッケージのなかがまったく見えない。見本も置いていないようだ。パッケージにはなにかいろいろと書いてあるのだが,ドイツ語をまったく勉強したことがない私にはそれがまったく読めない(笑)。さらに,あまり人気のない商品なのか,パッケージにはうっすらと埃が堆積。

しかたがないので,さらに紙屋町「そごう」まで歩くことにする。
 そごうのおもちゃ売り場は,八丁堀の福屋よりは充実しているようだ。そこでようやく,想像していたような積み木を見つけたのである。東京の「コイデ」という会社の製品だ。この会社の製品は,すべて国産とのこと(原材料がどこのものかまではわからないが)。着色されたものも何個か含まれているが,大半の積み木は着色されていない。角は,危険がないようにすべて落としてある。そして,期待通りのずっしりとした重さ。価格も想定の範囲内である,4725円。
 最初から,ここへ来るべきだったということか。

今回は覗かなかったが,デオデオ「ネバーランド」や,郊外の「トイザらス」などでも,このような積み木は扱われていたのであろうか。また機会があれば,そちらも覗いてみようと思う。でも,よそに贈るものとして買うなら,少しくらい高くても「そごう」の包装紙にこだわるという見栄をはってもよいかもしれない(笑)。


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