2009年04月01日(水) 天気:晴のち雨
今年も楠木の大雁木にて サクラを撮る (マミヤプレスSUPER23編)
昨日は,Mamiya RB67 Professional Sでフィルム1本,10コマを撮りきってしまった。お昼休みという限定された時間のなかで10コマも撮りきったのは,一眼レフカメラという扱いやすい形態であることが大きく影響しているだろう。
ちなみに,一昨日のZENZA BRONICA ETRS,昨日のMamiya RB67 Professional S
,いずれも使用したフィルムは,ネガカラーフィルムであるフジカラー「REALA」だった。作品としてプリントをつくることが目的であれば,ポジフィルムよりもネガフィルムを使うのがよいと言われるが,ライトボックス上で眺めるポジフィルムの像の魅力は捨てがたい。
そこで,今度はポジフィルムでの撮影をすることにした。
ここで,マミヤプレスの出番となる。
サクラは,さらに満開状態に近づいてきた。
「すいすい」は今日も,12時20分ころに,「楠木の大雁木」に近づいてくる。Mamiya-sekor 75mm F5.6を装着してシャッターをチャージし,フィルムホルダの引き蓋を抜いて,「すいすい」がサクラの向こうから顔を出すのを待つ。
Mamiya Press SUPER23, Mamiya-Sekor 75mm F5.6, E100VS
構図という面では,ここはお気に入りのポジションである。しかしながら,サクラの開花がいま一つなのが残念。週末には満開になると思われるが,土曜日の天気予報は雨だし,そのころこの時間帯にはかなり潮が引いてしまっているだろう。この構図では,やはり十分な水量があってほしい。
つづいて,「すいすい」が戻ってくるのを待つ。
Mamiya Press SUPER23, Mamiya-Sekor 100mm F3.5, E100VS
ここに見える橋は,三篠橋。三篠橋を渡った向こう岸にサクラの木の手前を通る「すいすい」を撮りたいものだが,あいにく今日は,望遠レンズを用意していない。休日ならともかく,平日であり,職場に通うついでの撮影なので,荷物をあまり大きくはしたくないのである。
平日とは言っても,今日は午後からフリーになる。少し無理してでも,Mamiya-sekor 250mm F5を用意しておいてもよかったかもしれない。ともあれ時間があるので,平和公園に向かうことにする。
空鞘橋の近くに来たとき,ちょうど「すいすい」がまた川をあがってきた。
Mamiya Press SUPER23, Mamiya-Sekor 100mm F3.5, E100VS
Mamiya Press SUPER23, Mamiya-Sekor 100mm F3.5, E100VS
「すいすい」を見送ったあと,平和公園へ向かうが,全体的にまだ十分に開花していないように見える。天気予報では,今日の午後から夕方にかけて雨になるということだったので,今日の撮影は切り上げることにした。帰宅後,あらためて出直そうとしたら,雨がぽつりぽつり。そのあと,かなりの大雨になってきたので,撮影を切り上げた判断は,間違っていなかったと思うことにしよう。
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