撮影日記


2009年02月05日(木) 天気:晴のち曇

ウエストンマスターに似合うカメラ

2009年2月3日の日記の続き。

ウエストンマスターは,「舶来品」である。これの感触を楽しもうと思うが,露出計そのものだけを使ったところで,おもしろくもなんともない。やはり,なにかカメラといっしょに使わねば。あたりまえかもしれないが,これとっても重要。いつだって,「今日はどのカメラを使おうかな?」というのは,大きな問題なのである。

さて。
 たとえば,初代マミヤプレスなんかはどうだろう?
 マミヤプレスは,商業写真家に用いられたきたものと思う。そこでは,失敗は許されないはずだ。だから,露出計が必ず使われたものと思う。だが,マミヤプレスに「舶来品」は似合わない(笑)。マミヤプレスに似合うものは,三脚であればスリック・マスター,露出計であればセコニック・スタジオデラックスあたりの国産品だ。

マミヤプレスは,商業写真家の必須アイテムだった!?

「舶来品」のカメラと言えば,やはりライカだろうか。なお,ここで言うライカは,もちろんM型でもR型でもない。ましてや,「ライカレンズ搭載」を謳ったディジタルカメラと呼ばれる消耗電気製品なんかであろうはずがない。ところが残念だが,私はライカをもっていない(^_^;
 では,いわゆるライカコピー機はどうだろう?なるほど,キヤノンやレオタックスあたりには,ウエストンマスターがとてもよく似合いそうだ。だが残念なことに,私がもっているいわゆるライカコピー機は,ゾルキーしかないのだ。ちなみにそのゾルキーには,なぜか「Leica」と刻まれている。しかし,それは所詮,ゾルキーでしかない。ウエストンマスターとゾルキー,ともに1950年代から1960年代ころにかけての製品だと思うが,その時代のアメリカ製品とソ連製品が,はたしていっしょに仲良くやってくれるだろうか?とてもじゃないが,そんなことはできそうに思えない(笑)。

「Leica」と書いてあっても,これはあくまでゾルキーC(エス)。

ならばすなおに,アメリカ製のカメラを選べばいいのかもしれない。アメリカといえば,やはりコダックだ。コダックといえば,レチナだ。おっと,レチナはドイツ製だったか。それにこの種の小型カメラには,小型のクリップオンメーターが似合うと思う。ためしに,ちょっとつけてみようか?

レチナ1a(type015)には,クリップオンメーターが似合う。

残る候補は,コダックステレオカメラ,コダック35RF,アーガスC3といったあたりになる。あとは,実際になにを撮るかを考えて,どのカメラを使うかを決めることにしよう。


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