撮影日記


2008年05月26日(月) 天気:晴れ

ニコン様のスピードライトには
ACアダプタが用意されて
いないのか?

Nikon SB-24は,実に多機能なフラッシュである。とくに「マルチフラッシュ」は,いろいろ試してみたい機能である。ただ,惜しいことにこのSB-24はシューが割れている。そもそも,シューが割れているジャンク品として購入したものである(2006年10月14日の日記を参照)。
 シューが割れているから,カメラボディに装着するときには,パーマセルテープ等で厳重に固定してやらねばならない。それでも不用意にカメラを振りまわしたりすると,SB-24自身の重みによって,すぐにテープがはがれてカメラボディからはずれてしまうのである。
 そこで,SB-24はTTL調光コードSC-17の一端に固定しておき,カメラを離して撮るような形にしようと考えた。

SB-24の電源は,単3乾電池4本である。しかし,固定しておくのであれば,電池の寿命を気にする必要もなくチャージも速いと考えられる,AC電源で使用したいものである。SB-24には外部電源端子もあるので,そこに接続するACアダプタが発売されているだろうと考えて,カタログ等を参照してみた。
 しかし,ないのである。SB-24用のACアダプタなど,カタログには載っていないのである。外部電源端子に接続して使うものは,積層パック,単2パック,パワーアシストパックなど何種類かあるが,いずれも電池である。

しかたがないので,強引にACアダプタを接続することにした(笑)。
 まず,電池ボックスをあけて,電池の接点に導線をハンダづけする。

電池ボックス内の接点に導線をハンダづけした。

つぎに,外部電源端子への元からある配線を切断し,電池ボックスの電池の接点につないだ導線をハンダづけした。

電池ボックスからの導線を外部電源端子にハンダづけした。

この状態で元通りに組み立てて,正面から,外部電源端子に適当なACアダプタの導線をハンダづけした。
 もともと,ジャンク品として購入したものである。これくらいのことは,惜しまずにできる(笑)。

さて,このようにしたSB-24は,「カメラミュージアム」用の画像をつくるときに大いに活躍してもらおうと考えている。SUNPAK AUTO-30SR用のACアダプタもすでに入手しており(2006年9月2日の日記を参照),AC電源で使えるフラッシュが2台あると,なにかと便利そうな気がするのである。


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