撮影日記


2008年03月05日(水) 天気:はれ

「もぐらや」は,どこへ行った?

2008年3月3日の日記のつづき。
 大阪に着いた翌日,福島のとある所に用事があって出かけた。福島駅が最寄りであるとのことだったが,乗り換えも面倒なので,東梅田から目的地まで歩くことにした。くどいようだが,ここでいう「福島」とは,福島県のことではない。大阪市内の福島である。梅田のヨドバシカメラの前の道を,西の方に歩いていけば,目的地に着く。朝日放送やホテルプラザが見えてくると,福島にはもう長い間,行っていなかったことに気がついた。

さて。福島での所用が済んだら,友人たちと食事等の約束がある。2008年2月29日の日記にも書いたように,お借りしていたRICOHFLEX VIIsのネームプレートの返却も,しなければならない。待ち合わせ場所は,いつものようにヨドバシカメラであるが,待ち合わせの時刻までまだ30分以上ある。先に,「おみやげ」を買っておこうと考え,東梅田へ向かうことにした。
 ヨドバシカメラの前で振り返ると,夕方の空がちょっときれいだった。

友人たちと合流した後は,食事の前にいつものようにカメラ店を覗くことになる。覗くカメラ店としては,たとえばマルシンカメラ(あいにく,日曜日は休業である)や八百富写真機店がある。梅田に八百富写真機店は2店あり,八百富写真機店ディアモール店にも寄るなら,そのまま東梅田まで足を伸ばすつもりで考えていたのだ。まあ,持って帰るおみやげの買い物につきあわせるのもどうかと思うので,それを先に済ませておこうと考えたわけである。
 今回,お土産に買おうと思ったものは,「もぐらや」の「みたらしだんご」だ。やわらかいおだんごに,たっぷり添えられた「たれ」が,これまた絶品である。たしか梅田にもあったはずなので,検索して調べてみたら,「Whityうめだ」のノースモールにあることがわかった(*1)。このサイトは,「Whityうめだ」を運営する「大阪地下街株式会社」によるもののようなので,その内容は信頼できるものだろう。なお,ふだんは「なんばウォーク」にある「もぐらや」で買うのだが,今日はそこまで戻っているような時間の余裕はない。「なんばウォーク」よりも,いまだに「虹の街」と言われた方が,個人的にはピンと来るものであるのだが。

「なんばウォーク」とか「虹の街」とかの名称については,今はどうでもよい。

「Whityうめだ」ノースモール1を歩き,「もぐらや」を目指す。しかし,見落してしまったのか,気がつくとHEP FIVEも通りすぎている。今度はゆっくりと,「もぐらや」があるはずの側だけでなく,反対側も注視しながらノースモール1を戻る。しかし,「もぐらや」は見つからない。ノースモール2の方も探してみるが,やはり「もぐらや」は見つからない。案内地図を見つけて確認するが,そこに「もぐらや」の文字は見つからない。もしかしてイーストモールと勘違いしていたのだろうか?と,同様に探してみるが,やはり「もぐらや」は姿を消している。

あまりにも時間を食ってしまったため,もう,待ち合わせ時刻には間に合わない。また,おみやげを買う都合もあるので,待ち合わせ場所を,八百富写真機店大阪駅中央店に変更していただく。そして,おみやげは「りくろーおじさんのチーズケーキ」(*2)に変更することにした。
 なお,帰宅後に確認すると,「もぐらや」は「Whityうめだ」の「ノースモール1」で間違いはない。しかし,そのサイトの情報は,どうやら2006年に更新されたままのようである。だめじゃん!

さて,友人たちと合流した後,さっそく八百富写真機店大阪駅中央店を覗いてみる。
 先月,一眼レフカメラのジャンクのなかにあって,ちょっと気になっていたMAMIYA-SEKOR EF 50mm F1.7つきのMamiya ZEの姿は,もう消えていた。電池ボックスの蓋が壊れていないOM-707の姿もなかった。ペンタフラッシュつきで背が高い,KYOCERA 230AFの姿はあったが,先月に見たものと同じものかどうかはわからない。
 今回,新たに気になったものは,Nikon F70D様がある。裏蓋のつけ根が破損していること,裏蓋に貼られたゴムがひどい状態になっていることが,ジャンク品扱いになっている理由と思われる。これくらいであれば,簡単な補修で実用的になるものと予想される。F70D様は,その独特のユーザインタフェースのために「使いにくい」カメラとして人気が低いのだが,基本的な性能は十分で,そのうえF90様等にくらべて軽く,Ai連動ピンもあるので,軽量なAEカメラとして使うことも考えられる。価格は¥1,500だったので,今日の救出対象にしようかと思ったのだが,もしかすると今後,本気で使うカメラになるかもしれないから,ちゃんと動作するものをお迎えしたい気持ちもある。また,そうであれば人気のないこのカメラは,さほど高くない価格で出会える期待もある。前日にヨドバシカメラでフィルムや印画紙,小物等を買いこんだこともあり,今日の救出は見送ることにした。

その後,マツモトカメラに立ち寄り,食事へ向かう。日曜日の大阪駅前第2ビルは,閑散としている。開いているお店も少なく,選択の余地はあまりない(笑)。
 帰路は,すなおに新幹線。広島まで行く最終の「のぞみ」である。往路は,普通列車を乗り継いで5時間半かかった広島と大阪の間だが,「のぞみ」だと1時間半ほどで着いてしまう。その差は4時間,4000円。あえて時給に換算すれば,1000円である。単発のアルバイトとみなせば,悪いものではない。新幹線の利用は,「時間を買う」ようなものと言えるだろう。

画像はいずれも携帯電話機のディジタルカメラ機能による。

*1 http://whity.osaka-chikagai.jp/shop/index.php?id=wh110

*2 http://www.rikuro.co.jp/shop.html


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