撮影日記


2007年10月31日(水) 天気:晴れ

京セラ「210AF」と「230AF」は
色が違う!?

先週,「フジヤカメラ」のジャンク館で購入した,京セラ「230AF」用のペンタフラッシュ(2007年10月26日の日記を参照)は,ちゃんと動作するだろうか?たしかめるには,実際に装着して動作させてみるのがいちばん手っ取り早い。

京セラ「230AF」用ペンタフラッシュは,ちゃんと京セラ「210AF」に取りつけることができた。「210AF」の電源スイッチをONにし,さらにペンタフラッシュの電源スイッチもONにする。ちゅぃ〜ん,というチャージ音がかすかに聞こえたような気がしたが,ほとんどなにも音は聞こえなかった。やはり所詮は315円のジャンク品,動作しないものだったのだろうか・・・・?
 ファインダーを覗いてみた。「チャージ完了」を意味するインジケータが点灯していた。回路は動作しているようだ。シャッターレリーズボタンに指をかけ,半押し状態からさらに力を加えた。
 無事に,発光。このペンタフラッシュは,まだ使える状態だった。

京セラ「230AF」用ペンタフラッシュは,ペンタフラッシュ上部の目盛部分に,オレンジ色のパネルが埋めこまれている。これは,「230AF」のファインダー内の明かりとりとしてはたらくようになっているとのことだが,「230AF」を入手していないので,その点は確認できていない。「210AF」にはそのような明かりとりは必要ないので,「210AF」用ペンタフラッシュのその部分は黒いものになっている。だから,この状態は,「わかる人」には正しくない組み合わせであることが,すぐにわかるということだ。

ともあれ,このように大きくペンタプリズム部が盛り上がり,さらに前に突き出している姿は,コンパクトなデザインの一眼レフカメラを見慣れた目には,異様な姿に見えることだろう。ただ,私はこういう「ファインダーの大きな姿」は嫌いではない。いや,むしろ好きである。たとえば,ニコンFならアイレベルファインダーを装着した姿だけでなくフォトミックファインダーを装着した姿も好きであるし,ニコンF3にはぜひAFファインダー「DX−1」を装着してみたいものだと考えている。
 さて,京セラ「210AF」の場合。
 ペンタフラッシュ上部のパネルの色が違うのは,先に記した通りだが,よく見ると,カメラ本体の色とペンタフラッシュ本体の色が微妙に違う。ペンタフラッシュ部分は明らかにグレーだが,「210AF」本体はグレーというよりもほとんど黒である。
 ふつうに考えれば,専用パーツであるペンタフラッシュは,本体と同じ色になっているのではないだろうか。つまり,京セラ「230AF」や「210AF」の本体には,グレーと黒のカラーバリエーションが用意されていた,ということが考えられる。あるいはもっと単純に,「230AF」はグレー,「210AF」は黒と,本体の色が違う・・・・ということかもしれない。
 ほら,こんどは「230AF」も欲しくなってくるじゃないか(笑)。いや,まあ,この場合は,色さえ確認できればいいのだが。


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