撮影日記 |
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2007年06月03日(日) 天気:曇一時雨雨が降っても「はれるん」です広島市内に見られる,もともとは海にある島だったいくつかの山の1つに,江波山がある。江波山には,昭和10年に広島測候所が開設(千田町から移転)され,昭和62年まで毎日,気象観測が続けられてきた。昭和9年に建てられた庁舎は,日本ではじめての気象専門の博物館である「広島市江波山気象館」として保存・活用されている。 広島市江波山気象館Nikon D70, SIGMA AF14mm F3.56月1日は,「気象記念日」である。これは,日本ではじめて気象観測がおこなわれたとされる,1875年6月1日を記念するものである。また,日本ではじめての天気予報が発表されたのは,1884年のやはり6月1日である。江波山気象館の入館料は,大人100円であるが,「気象記念日」に近い日曜日には無料開放され,さまざまなイベントがおこなわれている。今年は「お天気なんでも探検DAY」として,気象台の職員による解説や,いろいろな「実験ショー」を楽しみながら,「気象」に関する勉強ができるように工夫されている。 左:「空気のかたまり」をぶつけられる。/右:空気を抜いていく実験。「はれるん」が,なにをモチーフにしたキャラクタであるかは,一目瞭然だろう。顔は,太陽である。首のところには雲があり,その下,胴体は雨である。つまり,「晴れ」「曇り」「雨」という,お天気の重要な要素をすべて取り入れて実体化させたものが,「はれるん」なのである。 |
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