撮影日記 |
---|
2007年04月18日(水) 天気:曇のち雨「さくら」復活!?カメラ販売店の店頭に行くと,以前にくらべてフィルムの売り場が小さくなったことを実感することが多いだろう。売り場が小さくなっただけではなく,そこに並んでいる商品の種類が減っていることにも,あわせて気がついているはずだ。 この「JX100」というフィルムは,最後まで店頭で見かけることが多かったコニカのフィルムの1つである。ところで,コニカミノルタの「カメラ」については,ディジタル一眼レフのαシリーズをソニーが継承した。感材については,大日本印刷(DNP)が継承していたのである。印刷においては,写真植字や写真製版というものがあるように,感材が利用される。当然,コニカは印刷用の感材の供給もおこなっていた。印刷においてもディジタル化が進んでいるため,その絶対的な消費量は減少しているはずだが,大手の印刷会社としては,その材料に関係する工場等を継承することには,やはり一定のメリットがあるのだろうか。このたび大日本印刷から,「カラーネガフィルム『CENTURIA FILM』シリーズを新発売」という発表がなされたのである。この発表によると,発売されるフィルムは,ISO100,ISO200,ISO400の3種類で,それぞれ135サイズの24枚撮と36枚撮が用意される。(※2) さて,「ソニー」ブランドのカメラは,すでにカメラ販売店の店頭に並んでいる。「DNP」ブランドのフィルムがカメラ販売店の店頭に並ぶのはいつのことであろうか,楽しみである。 ※1 http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2006/0119_04_01.html ※2 http://www.dnp.co.jp/jis/news/2007/070417.html ※3 http://www.dnp.co.jp/jis/news/2007/070320.html |
← 前のページ | もくじ | 次のページ → |