撮影日記


2005年08月28日(日) 天気:晴一時小雨

マミヤ6オートアップ

昨日,銀山町に用事があり,その前に的場町に寄ってみようと思い,横川駅からJRで広島駅に行くことにした。横川駅前に行くと,広島電鉄路面電車乗り場のようすが少しおかしい。よく見ると,大正元年電車「101形」(大正元年に広島電鉄が開業したときの最初の電車を復元したものでイベント時などに走ることがある)が入ってくるところだった。
 これは,乗るしかない(笑)。
 横川は,「日本ではじめて(国産)バスが走った町」として,当時のバスを復元し,ときどきレトロ調を生かしたイベントをおこなっている。それにあわせてくれているのか,広島電鉄もときどき8系統(横川−江波)で「101形」電車を運行しているようだが,見事にそのタイミングで乗り場に着いてしまったわけである。乗り場周辺も,車内も,「鉄」(=鉄道マニア)と思われる人の姿が見られた(念のために書いておくが,私は「鉄」ではない)。
 「101形」電車は江波行きだったので,十日市町で乗り換え,的場町方面へ向かうことになる。

101 Yokogawa station

今日の第一の目的地は,「カメラのミッキー」である。電車を猿猴橋町(えんこうばしちょう)で降りると,「カメラのミッキー」は目の前だ。軽く店頭のジャンクワゴンの内容を確認し,めぼしいものがないことを確認すると,店内へ入る。店に入って正面のショーケースには,大判カメラ用レンズや,大判・中判カメラのアクセサリ類がおもにならべられている。私は1年前に,ここで「マミヤ6オートアップ」(マミヤ6用クローズアップレンズ)を見つけていた(2004年8月28日の日記を参照)。今日はこれを買うべく,「マミヤ6K型」を持参してきたのである。
 しかし,「マミヤ6オートアップ」の姿はない。しまった,油断した,売れてしまったか?と思い,目を下に向けた。そこに,「マミヤ6オートアップ」の姿があった。外に向けたショーウィンドウの裏側,下の方に,ひそかに移動していたのである。
 私のために,目立たないところに,お取り置きしてくれていたのだろうか・・・・・そんなはずは,ない(笑)。

Mamiya6 Auto-up

「マミヤ6オートアップ」をショーウインドウから出してもらい,持参した「マミヤ6K」に装着させてもらう。ぴったりはまる。「マミヤ6」なら,おそらく共通で使えるようになっているのだろう。
 「マミヤ6」の最短撮影距離は1mであるが,この「マミヤ6オートアップ」を装着すると,50cmから1mの範囲が撮影できるようになるようだ。装着して距離計をあわせてみると,だいたいその範囲にピントがきているように見える。あとは,実際に撮影して確かめておこう。
 ケース付きで3000円というのは,価格的には妥当なところではないだろうか。

Mamiya 6K with Auto-up

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