撮影日記 |
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2005年07月30日(土) 天気:曇ときどき雨110(ワンテン)フィルムを使うさっそく,「ハリネズミカメラ」を使ってみた。まず,この小さいことは,非常に高く評価することができる。持ち運びの際に,まったく邪魔にならないのである。いつも携帯しておきたいカメラは,これくらいのレベルに達してもらいたいものだ。 およそ1週間ほどかかって,24枚撮りフィルム1本を撮りきることができた。 「ハリネズミカメラ」のピントの山は,2mないし3mくらいのところにありそうだ。遠景の描写は,まったくダメといえる。像の分離が悪いのか,色はべたっとした感じで,そのかわり,こってりした印象を受ける。ふつうの撮り方には全然向いていないカメラだが,被写体を選べば,おもしろい絵ができるかもしれない。 110判の問題点としては,小さすぎる画面サイズというものがある。今回使ったフィルムはフジ「スーパーG100」であるが,これでもこの粒状性だ。コダック「ゴールド400」だとどうなるか,想像するだけでガクガクブルブルである。しかし,もしかするとそれがかえって,印象的な絵を導き出してくれるかもしれない。 |
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