撮影日記


2005年07月20日(水) 天気:晴

カメラと電池の関係

ジャンクから救出したカメラの試運転には,100円(税別)のダイソーフィルムを使うことが多い。24枚撮りで感度200である点が,扱いやすいのである。撮影後は,ダイソーで「ネガ現像のみ」とすると,合計200円(税別)で現像したネガフィルムが得られることになる。カメラの試運転には,好都合である。
 ダイソーでは,種種の便利な小物を買うこともあるが,電池を買うこともある。品質に問題があるとする意見も聞くが,いままで重大なトラブルは体験していない。ダイソーで売られている電池も種類が増えてきて,各種のボタン電池もそろっている。そして,今日,ついにリチウム電池が登場したのを確認した。コンパクトカメラなどでよく使われている,CR123A である。さすがに価格は100円ではなく300円だが,それでも普通に売られているものよりは安いだろう。

コンパクトカメラの電源にリチウム電池が使われるようになったのは,1984年に発売された初代「オリンパス ピカソ」(AFL)からのようである。リチウム電池を電源に採用したことにより,「内蔵フラッシュのチャージが速い」ことと「5年間電池交換不要」がセールスポイントになっていたようだ。ところで,このカメラの重大な欠点として,「電池交換が難しい」というものがある。「電池交換不要」を強調したかったのだろうか,電池を交換するには,ネジをはずして蓋を開け,ハンダづけをしなければならないのである。
 「オリンパス ピカソ」は,おそらく「ピカッ」と「即」光る,というあたりから考えられたネーミングではないかと思う。「ピカソ」シリーズは,このあと何機種か続くことになる。次に,先日も紹介した「ぬれてもピカソ」(AF−1)が登場し,さらに「ピカソ ミニ」(AF−10)が登場する。「ピカソ ミニ」は,そのかわいらしいデザインが特徴的だが,電源が,リチウム電池と単4乾電池(2本)の兼用になっているところがおもしろい。
 先週訪れた「大洲カメラ」で,「キヤノンA35デートルクス」「ポケットフジカフラッシュAW」とあわせて,「ピカソ ミニ」も発掘してしまったのであった。

OLYMPUS AF-10

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