撮影日記


2004年06月06日(日) 天気:晴

水切り

水辺で遊ぼう

川や池,あるいは海でもいいかもしれない。そういう水辺に行ったとき,石を投げこんで遊んだことのある方は少なくないだろう。このとき,遊び方としては,おもに次のようなものが考えられる。
1 とにかく遠くへ投げる。
2 目標物(地点)を定めて,そこに当てるように投げる。
3 石が水面で跳ねるように投げる。

 1や2は,腕力の強い者が絶対的に有利であろう。一方,3は,「コツ」のようなものがあるから,腕力の強い者が必ずしもうまくできるとは限らない。
 このような遊びは「水切り」と呼ばれるが,地域によって違いもあると聞く。さて,あなたは,何と呼んでいた?

コツ

「水切り」のコツとしては,一般的に次のような点があげられている。
1 平たい石を選ぶこと。
2 低角度で水に接するように投げること。

 さらに個人的な感想として,
3 回転を強くつけること。
がコツとしてあげられるのではないかと思う。このあたりは,実際にこの遊びを体験された方であれば,誰しも同様に感じたことではないだろうかとも思うが。
 さらに「水切り」の楽しみ方としては,2通りがあるようだ。1つは,水面でどれだけ多くの回数を跳ねさせることができるかということ。もう1つは,水面を走る石が描く波紋の美しさを楽しむことである。前者の楽しみ方であれば,川のように,水面が荒れた状態の方が,楽しさが増すであろう。波や流れを乗り越えて,石が弾んでいくようすを見るのは,楽しいものである。後者の楽しみ方は,池のような水面が静かなところでなければできないであろう。

夢中になってしまうかも

今日は,久しぶりに三段峡を訪れた。しかし,出発が遅くなってしまったので,奥まで歩くことは考えず,柴木側(下流側)の入り口付近を集中的に撮影することにした。まずは長淵へ降りてみる。ここは水がきれいな場所であるが,お昼ころの中途半端な時刻に行ってしまったものだから,上流側を向いて撮ろうにも,光のあたり方が悪い。そこで下流側を向き,遊歩道の橋を入れて撮ってみることにした。とりあえず1コマ撮ったものの,いまいち気が乗らない。もう1コマ撮っておこうと準備して,なにげに「水切り」をはじめてしまった。
 気がつくと,周囲でいくつかのグループがなにげに「水切り」をしている。しかし,カメラを向けているそのどまん前でしなくてもいいのになぁ・・・・(笑)。
 ところで今回はとくに問題はなかったのだが,石を投げる遊びをするときには,周囲の人などに危険がおよばないように,十分に気をつけておこなうべきであることは,忘れてはいけない。


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