撮影日記 |
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2004年05月01日(土) 天気:くもり写真展をやろう写真は見せてこそ価値がある写真の楽しみ方にもいろいろあるだろう。しかし,写真というもののもつ「力」というものを,「記録」と「伝達」にあると考えるなら,撮った写真は,多くの人に見てもらわなければ意味がない。写真を多くの人に見てもらう方法にも,いろいろなものが考えられる。それらのなかで,オリジナルに近い状態のものを見てもらうことができるものとしては,写真展をおこなうという方法が考えられる。 グループ展のあり方とはところで,一般的に「グループ展」という形をとる場合は,そのグループ全体においてなんらかの統一されたテーマにもとづいておこなわれることが多いであろう。今回はそうではなく,参加した各人が,それぞれの割り当てられた空間において,それぞれの写真を展示するという形にしてみた。統一されたテーマで作品を集めることは容易ではないという事情もある。しかし,「新・広島お気軽写真クラブ」は,写真展を目的に集まった集団であり,各人がとにかく「写真を展示したい」という動機を持っているのである。1人や2人で,それなりの会場を作品で満たすことは,容易ではない。だから,集団でやってみよう,という発想なのである。 2日間だけですがそして,いよいよ,写真展の当日となった。会場は,広島市の西区民文化センターのギャラリーである。会期は,本日5月1日(土)と,翌5月2日(日)の2日間のみである。参加メンバーの仕事の都合上,週末くらいしか日程がとれないのである(できれば1週間くらいは連続して開催したいものである)。今日は,9時から会場作りをはじめたが,予定していた12時になっても,会場は完成しなかった。結局,開場できたのは13時くらいになり,20時までおこなった。この間,入場してくださった方は30名くらいであったが,ほとんどの方が,実にゆっくりと時間をかけて写真をみてくださっていたようだ。とはいえ,誰も入場者のいない時間帯もあったりして,寂しい思いもしたものである。 |
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