撮影日記


2002年12月15日(日) 天気:はれ

いつもと違う道を通ってみよう

そうだ,常清滝へ行こう

先週とは違い,今日はよい天気に恵まれそうだった。そこで,久しぶりに早朝から撮影にでかけることにした。最近,撮影にでかけるペースが落ちている。そのため,どうしても1日の撮影で,いろいろな場所を巡りたくなってしまう。この時期だと,まずは朝霧の中の常清滝を撮りたいと考えた。
 少し出発に時間がかかってしまい,家を出たのは5時になっていた。でも,この季節,まだあたりは暗い。いつものように国道54号線を北上し,吉田から県道へ入って,さらに高北広域農道を経て式敷に至り,国道375号線を通る。国道375号線は,非常に狭く曲がりくねったところが多いこと,大雨が降ると江の川の水があふれて冠水することがあることなどから,少し高い位置を通るように改修が進められている。常清滝に通うようになってからでも,かなり道がよくなった部分が増えている。
 そうして常清滝に到着したときには,6時半を過ぎていた。あたりは明るくなり始めていたので,そそくさと朝食を済ませて滝へ向かった。

そうだ,三段峡へ行こう

常清滝は,期待したほど霧には包まれなかった。雪もほとんど残っておらず,2時間ほど滞在した間に,ここを訪れる人もいなかった。フィルム1本だけ撮って,次は三段峡へ向かってみようと考えた。しかし,中国道を高田ICから戸河内ICまでぶっ飛ばして行く気にはならない。また,国道54号線を戻って国道191号線に入るのは,交通量が多く時間がかかり,おもしろくない。
 とりあえず来た道を戻るが,高北広域農道まで戻ってきたところで,国道433号線を通ってみようかな?と考えた。久しぶりに道路地図帳を見てみるが,国道433号線を走り続けるのではなく,瑞穂から芸北を通って行くルートがおもしろそうに思われた。ただ,それなら作木村から北へ進み,羽須美村を通っていけばなお近道だったかもしれない。
 天気は非常によく,また通るクルマも少ない,快適なドライブ日和でもあった。しかし,このルート沿いにはスキー場などもあり,道はところどころ積雪があり,カーブなどでは凍結しているような箇所もあった。したがってなおさら,のんびりと走ることになる。

とりあえず,三ツ滝までは行こう

途中,道を確認するために止まったり,適宜休憩を入れたりしたが,それでも12時ころには八幡湿原の近くまで到達した。あとは国道191号を少し走れば,聖湖の樽床ダムへ至る道に到着する。国道191号線はきれいに除雪してありスムースに走ることができるが,樽床ダムへ入る道には,雪が積もっていた。轍があるので,通れないことはなさそうであるが,当然,冬タイヤを装着しているはずもない(こらこら)。しばらく躊躇したが,まあ,いざとなったらチェーンをつければいいだろうと,突っ込むことにした。
 路面に積雪はあるものの,気温はどんどん上昇しているせいか,凍結しているような状況ではなく,とくにすべることもなく樽床ダムまで到達した。ダムの手前に,4WD車が停まっている。なぜ,こんなところに駐車しているんだろう?と不思議に思いながら,ダムを渡って駐車場へ向かった。轍がやや深く,少し底をこする感覚がある。
 ダムを渡りきったところは,深い積雪があった(爆)。ダムをそろそろとバックして,先ほどの4WD車の隣にクルマを止めた。歩く用意をして,とりあえず三ツ滝へ向かったが,雪は膝よりも深く積もっていた。


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