撮影日記


2002年06月23日(日) 天気:曇

ハス

昨夜,長居公園はワールドカップの試合で盛り上がったんだろうなあと想像すると(それにしても,日本代表チームが長居スタジアムで負けなくとよかった,とつくづく思う),突然,長居公園に行ってみたくなった。もう,何年くらい行ってないだろうか?
 F-301とAF Zoom-NIKKOR 24-50mm F3.3-4.5,それにデジカメ(OLYMPUS C-960Zoom)だけを持って,ぶらぶら散歩がてら行ってみることにした。そもそも,今は仕事で大阪に帰っているだけなので,あまりいろいろなカメラやレンズは持ってきていないのだ。

長居公園の中のようすは,基本的にはかわっていないようだった。そして,ここまできたのだから,と久しぶりに植物園にも入ってみることにした。まあ,なにか咲いているだろう,と軽く考えて入場した。
 目の前には,昔その辺で遊んだ記憶のある池が広がる。そして,その池の中には,たくさんのハスがはえていた。たしかに,スイレンが少し,昔からあったようには思うが,これだけのハスはいつからあったんだ?と驚いた。いや,ずっと前からあったのかもしれない。それに気がつかないでいただけかもしれない。でも,そんなことはどっちでもいい。目の前には,ハスの花がたくさん咲いているのだから。(画像は,デジカメで撮影したもの)

近づいてみると,望遠レンズをつけたカメラをもつオジサン,オバサンたちがたくさんいた。絵を描いている人も多く見かける。私も,ハスを軽く撮ってみようと近づくが,そう,花がすべて遠いのだ。遠いといっても,200〜300mmくらいの望遠ズームでもあれば十分な距離である(いわゆるマクロ撮影をしないなら,ね)。しかし,手元にあるレンズは,24〜50mmのズームレンズ1本だけ。いかんとも,遠いのである。(画像は,デジカメで撮影したもの)
 それでも,至近距離にある花を探したり,全体の光景を撮るなどして,久しぶりに36枚撮フィルム1本を消費することができた。仕事でたまったストレス解消は,私の場合,やはりたくさんのシャッターを切ることのようだ。
 来年もこの時期に大阪に帰る機会があれば,それなりのカメラ,レンズを用意してくることにしようと思うのだった。

先週は,草津までハスの群生を見に行ったのだが,花の季節には少し早かったようだった。やはり,遠くの名所にたまに行くよりも,近くのポイントに足繁く通う方がいいようだ。


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