撮影日記


2002年01月26日(土) 天気:雪

写真展をやった

加計町民センターで,「がんばれ可部線文化祭@加計」というイベントが行われた。そのプログラムの1つとして,写真展を行わせていただけることになり,何点か出品させていただいた。
 イベントでは,フラメンコや現代音楽のステージ,昔の映像資料を見せながらの講演会,鉄道模型運転会や駅弁資料,駅ノート,その他各種パネルの展示など,また,ほかにも写真を展示する人もあり,もりだくさんの内容となった。結果として多くの人に楽しんでいただけたようである。開催中,加計の天気は,雪。道路にも雪が積もっていたが,加計町外の人は可部線を利用してくださった方も多いようで,雪景色の中の小旅行を楽しんでくださった方もあったようである。

ところで,このようなイベントの中の1プログラムとはいえ,写真展というものを開くことになったのは初めての経験である。写真展を名乗るからには,それなりのものを見せたいと思う。いろいろ検討した結果,展示した作品は,カラー全紙サイズ5点,モノクロ四つ切サイズ8点,パソコン1台となった。全紙プリントは,額縁とあわせると標準的な小売価格で1枚およそ1万円になる。それなりのものを展示したいと考えると,出費もそれなりになるようだ。
 1日だけであったが無事に展示を終え,帰宅後,額縁を片付けようとした。ところが,狭い部屋では収納スペースがない(笑)。なんとか押入れの奥にきっちりとつっこむことに成功したが,本格的な個展でもやろうと思えば,展示写真を作る費用以外に,展示した写真を片付けるスペースも必要であることを理解したのである。
 もっともその前に,展示に耐えるだけの写真を撮る必要があるのだが(笑)

展示した写真は,イベントの性格上,「可部線プロジェクト」で公開している写真を使用した。
 全体のテーマは,「可部線の四季彩」とした。

全紙サイズに伸ばして展示したものは,次の5点。

額縁は,フジカラーワイドマットフレームA1000(アルミ製,フレーム・マットとも黒)を使用。2枚目,5枚目は6×9サイズからノートリで引伸ばしたため,マットを2:3にカット(別注扱い)。1枚あたり数100円の加工料が発生した。

四つ切サイズで展示したものは,フジカラー廉価版アルミフレームYA−2(アルミ製,フレーム・マットとも黒)を使用。ただし,ワイド四つ切用フレームを使用し,付属の黒マット紙の代わりに「サーペーパー」という色紙をマット紙として使用した。右はその一例で,ほかに黄色,黄緑,オレンジで,計5色あった。

パソコンでは,「可部線プロジェクト」で公開している画像297点を,スライドショーとしてランダムに表示させた。また,別途ノートPCに,プレゼンテーションソフトウェアを利用して,「可部線プロジェクト」の説明をさせてみた。ま,少しは「変わったこと」もやってみたかったので(笑)

もう少し,人に見せられるような作品をためこんで,あらためてこういう展示の機会を持ちたいものである。


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