撮影日記


2002年01月01日(火) 天気:くもり一時あめ

物欲

謹賀新年。今年もよろしくお願いします。

昨年の今ごろは,新しいカメラを買おうと思っていたものだ。1つは,ディジタルカメラ「FUJI Finepix S1 PRO」である。もう1つは,「Nikon FM3A」だ。しかし,どちらに対しても,今や「欲しい」という気持ちは萎えている。

「FUJI Finepix S1 PRO」は,ニコンFマウントレンズが使えるディジタルカメラとして,大いに興味を持った。それでいて,実売価格も20万円台である。F60Dが元になっていると言えるカメラなのでいろいろと制約もあるが,これは「使える」ディジタルカメラであると感じた。
 また,そのころは,仕事が忙しく,ディジタルカメラのお手軽さに非常にありがたさを感じていたこともある。
 結局,ディジタルカメラにはまだまだ改良されてほしい点があり(たとえば,CCDが35mmフルサイズに相当する大きさになってもらいたい,など),見送ることになった。

「Nikon FM3A」については,これからまだ20年は使えるボディとして,非常に魅力的に思えたものである。メカニカルシャッターのニューモデルとして,注目した人も多かっただろう。新製品として予約も多かったらしく,注目が一段落したころに発注するつもりでいた。
 この春から,「可部線プロジェクト」と称して,JR可部線沿線の写真を(それまでも散発的に撮っていたが)集中的に撮り始めた。このとき,何台かのボディを使い分けてみたが,少なくとも「Nikon FM3A」を新たに購入するだけのメリットがないことに気がついた。また,FM後期モデル以来の,巻き上げレバーを引き出すことでレリーズのロックが解除になるという機構に,どうしてもなじめないという事情もあった。FM前期モデルのように,レリーズボタン周囲のリングでロックをする機構の方が,個人的にはありがたい。巻き上げレバーを引き出さねばシャッターが切れない,という機構はいただけない。
 「Nikon FM3A」の購入は見送り,そのかわりにいくつかのニッコールレンズをお迎えすることになったのである。

今年は,初日の出を拝めそうになかったので,例年,初詣で訪れている住吉大社には行かなかった。初詣は,やはり例年訪れている叡福寺だけとなった。たき火にあたりながら,さて,今年はなにを買おうか,と考えてみた。
 ところがなにも「物欲」がないのだ。カメラも,レンズも,である。物欲が萎えている理由を自分なりに考えてみると,1つには,どうしても撮影に必要な機材は概ねそろってしまったというものがあると思われる。ほかにもいろいろな事情がありそうなので,おいおい考えてみたいものだ。
 今後,新しい撮影対象に出会えば,それに適した機材が欲しくなるだろうが・・・・。今はそれだけ撮影に集中できるわけだが,「カメラ・ミュージアム」の更新ネタに困ってしまう懸念がある年の始めである。


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