撮影日記


2001年12月09日(日) 天気:はれときどきくもり

歩こう

紅葉のシーズンも一段落し,可部線の撮影にふたたび力を入れることができるようになった。
 「可部線プロジェクト」の基本方針の1つに,各駅9枚というものをおいている。そのための撮影が明らかに不足していた駅としては,下祇園,古市橋,七軒茶屋,梅林,そして土居があった。11月24日に,筒賀,土居,戸河内を撮影しておいたので,たちまち撮影の必要があるのが,下祇園から梅林にかけての,電化区間の駅である。

計画としては,次のようなものを考えていた。とりあえず,下祇園まで電車で行き古市橋まで撮影しながら歩く。次に,梅林まで電車で行き,七軒茶屋まで撮影しながら歩く。最後に,電車で可部に行き,駅構内の「雪だるま」の飾りを撮っておこう・・・・・・。
 しかし,横川駅の近くまで歩いたとき,すでに時刻が12:35であることに気がついた。可部行きの次の電車には,ギリギリ間に合わない。すると20分待ちになる。それも効率が悪い,と考えて,駅に向かわず,太田川放水路をまっすぐに三滝駅へ向かったのである。そのとき,電車が鉄橋を渡っていった。
 ところが,三滝駅まで到達すると,ついでに安芸長束駅まで同じように歩きながら撮ってみようと考えてしまったのである。安芸長束駅まで歩けば,下祇園駅周辺を撮ることが,大きな目的の1つなのだから,わざわざ下祇園まで電車に乗ろうと思うはずもない。
 そして,下祇園駅まで歩き,予定通りその周辺の撮影を行った。そして,当初の計画通りに,古市橋駅までも歩くことにしたのである。

古市橋駅までくると,さすがに疲れを感じた。
 また,古市橋駅から緑井駅にかけては,別の機会にじっくりと歩く考えがある。
 そこで,ここも当初の計画通りに,古市橋駅から梅林駅まで電車に乗ることにした。
 しかし,運賃を見ると,梅林駅までなら180円だが,七軒茶屋駅までなら140円である。迷わず,七軒茶屋駅まで乗ることにした。

七軒茶屋駅から梅林駅まで,当初の計画と逆向きだが,撮影しながら歩いて行った。そして,梅林駅からさらに高瀬堰まで歩いて,今日は引き返すことにした。高瀬堰の向こうには,芸備線の列車が見えた。また,この周辺の道路は大混雑である。
 今日は,出発が昼過ぎになってしまい,時間が不足してしまったが,朝のうちからでかけるなら,横川駅から可部駅まで歩くことも,無理なことではないように思えてきた。歩くことは,健康の基本である。どなたか,今度機会があったら,一緒にいかが?(笑)
 カメラ2台にフィルムが残っていたため,ボディ2台にレンズ5本という,歩くには少し多いかな?という装備になってしまった。横川から可部まで歩くときには,もっと身軽になるべきだろう。


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