撮影日記


2001年08月06日(月) 天気:はれ一時にわか雨

飲み水は十分に持っていこう

ついに,雨が降った。お昼過ぎに,少しだけ。あまりにも少しだけだったせいか,帰って蒸し暑さが倍加したようにも感じる。しかし,今日は1日中曇りがちで,今夜は少し涼しい。

連日の暑さで,熱中症で倒れる人も,少なくないらしい。とくに,脱水症状になるとたいへんなので,暑い日に歩くためには,飲み水は十分に用意しておこう。今回は,500mlのペットボトル4本にわけて合計2リットルを持っていくことにした。これだけでも,重さは2kgになる。
 三段峡の景観は,めまぐるしくかわり,見飽きるところが少ない。このうち,柴木から赤滝あたりまでの変化がとくに顕著である。そのため,これを過ぎると,疲れも加わり,景観がやや単調に感じられるようになる。とくに,黒淵あたりからは,アップダウンも激しくなる。
 三段峡の魅力を,美しい景観の変化ととらえるなら,柴木から赤滝までをじっくりと楽しむのがいいだろう。そうではなく,美しい景観が長い距離にわたって連続することを魅力ととらえるなら,勾配も気にせず,どんどん歩いていこう。
 黒淵の手前では,その急な勾配を拒否できるかのように,渡し舟が運行されている。ここからの景色も悪くないらしいが,この渡し舟の終点が,茶店になっているので,私は利用したくない(笑)。
 右の画像は,遊歩道の高くなっているところから,黒淵の渡し舟をながめたところである。ここは,急な勾配がかなり長い,遊歩道でもっとも難関なところであろうか。

赤滝までで,予定以上に時間(とフィルム)を消費してしまった私は,ややピッチをあげて歩いていた。そのペースで,これらのアップダウンを通過したわけである。その結果,足を軽く痛めてしまったようだ。普段の運動不足が,こういうときにたたるのである。帰り道では,完全に,下り坂が辛い状態になっていた。荷物が軽ければ,さほど負担もかからないようであるが,少ないはずの,カメラと三脚の重さが非常にこたえたのである。この日,持っていったカメラとレンズは,右の画像の通りである。これに,およそ2.7kgの三脚が加わるが,トータルで,5kg程度にすぎないはずなのだが・・・。
 峡谷は,それほど暑いわけでもないが,このような荷物を持って早めに歩くと,かなり汗をかいてしまう。ほどほどに水分を補給しながら,歩いていった。
 このあたりから,葭が原までの道のりは,比較的単調に感じられるのは,やはり疲れを感じ始めるからだろうか。

柴木にバスが到着したのは,8:18である。それから歩き始めて葭が原に到着したのは,12:00ころになっていた。いかに,途中,特に赤滝までにたっぷり時間をかけたか,おわかりいただけるであろう。
 葭が原には,レストハウスがあり,メニューにはうどんが用意されている。ここで食事をとるのは,何年ぶりだろうか,というくらい,こういう施設を利用したことはない(笑)。出てきたうどんは透明感があり,食べてみると,もちもちしていて,なかなかうまい。しかし,よく見ると,ところどころに白くにごった部分がある。これは,冷凍品だろうか?しかし,冷凍品だろうとなんだろうと,うまく感じるのだから,それでいいのだ。実際,カト吉の冷凍うどんは,たいへんうまい。
 右のメニューは,「山菜うどん」600円。

(画像は,すべて,ディジタルカメラ「OLYMPUS C-960ZOOM」による)


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