撮影日記


2001年07月20日(金・祝) 天気:はれ

「しまり」が悪いから,皮をかぶせてみる・・・・・

ちょっと近くを散歩するときでも,できるだけカメラを持ち歩きたい。
 そんなときは,普段使わないカメラが,なんとなくいい。
 そんなカメラとして,クラシックカメラを利用する。

現像代を少しでも押さえたいとき,ハーフサイズのカメラは魅力的だ。36枚撮りフィルム1本で72枚撮れるわけで,これをいわゆる「0円プリント」に依頼すれば,非常にお買い得という形になる。
 ハーフサイズのカメラの定番と言えば,やはり「オリンパス ペン」のシリーズだろう。これは,ハーフサイズのメリットを大きく活かした小型ボディで,また搭載されたズイコーレンズの質も悪くないようで,実にきれいな写真が撮れる。
 もう1つ,「マーキュリー2」という,ハーフサイズカメラを持っている。これは,円盤が回転する,独特なシャッターを持ち,外見のデザインも非常に特徴的である。そして,これがまた実にきれいに写るのである。
 しかし,このカメラには,大きな欠点がある。
 1つは,ハーフサイズでありながら,実にボディが大きいことである。独特のシャッター機構のために,これ以上の小型化はできなかったのであろう。
 そして,もう1つの欠点であるが,それは,裏蓋が開きやすいことである。これはすべての「マーキュリー2」に言えるものではなく,私が所有する「マーキュリー2」だけに言えることかもしれないとはいうものの,この問題のおかげで,安心して持ち歩くことができないのである。
 なお,露出計が内蔵されていないとか,ピント調整が目測式であるとか,巻き上げが難しいとかは,あえて欠点としては取り上げない。

とにかく,裏蓋が開きやすい状態では,とても実用にはならないので,手元にあった皮を使って,簡単な袋を作ってみた。これで,裏蓋が不用意に開くこともなく,安心して持ち運べるようになった。しかし,撮影中に,なにげにカメラを地面に置くと,その衝撃でか,裏蓋がまた開いてしまった・・・・・。
 専用のケースを入手するのが,もっとも確実な解決方法かもしれない。


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