撮影日記


2001年02月22日(日) 天気:はれ

たまには新製品が欲しくなる

昨年後半から,仕事が忙しくなっていたが,年末ごろからいよいよ予断を許さない状況になっていた。ようやく,一連の仕事が片付き,落ち着いた時間を取り戻すことができた。その間,この日記の更新も滞ってしまったが,どのみち仕事に追われていた日々なので,とくに書き記すこともない。

年末ころ,ディジタルカメラのおもしろさに目覚めて,この仕事が一段落したら,「よい」ディジタルカメラを買おうと考えていた。具体的には,「FUJI Finepix S1 PRO」が対象である。中古品なら20万円くらいでも出てくるようで,思い切って手を出すのもよいかと考えていた。
 ちょうど,ニコン様からも,ディジタルカメラD1の後継機が登場した。これで,ますます選択の幅が広がると思っていたが,ニコン様は,ディジタルカメラばかりに力を入れているわけではないようだ。
 すでに,雑誌などでよくご存知のことと思うが,「FM3A」様が発表された。1985年からのロングセラーであった,「New FM2」様の後継機である。シャッターは,メカニカル式であるが,電子制御機能ももちあわせ,絞り優先AE機としても使える,ハイブリッドシャッター搭載機である。ハイブリッドシャッターで有名な,ペンタックスLXのように,機械制御は高速側だけというものではなく,マニュアル時は全速機械制御され,絞り優先AE時には全速電子制御されるというもののようだ。

私が使っているカメラのほとんどは,中古品である。20年以上前,はじめて,自分用に買ってもらった一眼レフカメラ「ニコンFM」も中古品であった。その後,自分にとっての主力機として,FM,F3,F−801などとともに使いつづけているが,これらはどれも中古品であった。中古品を購入することは,「はずれ」をつかまされる危険性もあるが,なんといっても安い。新製品が登場しても,さほど魅力を感じることもなく,これらの旧型中古品を使ってきていた。
 しかし,今回登場した,「FM3A」は,「ほしい」と感じた新製品である。しばらくは品薄が続くだろうから,実際に購入するまでには時間がかかると思うが・・・。


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