撮影日記


2000年11月11日(土) 天気:はれ

マウント作業

撮影すると,当然だが,撮影結果としてのフィルムやプリントが増える。これが,だんだん増えてくると,その収納場所にも頭を悩ますことになる。
 撮影したポジを収納する方法は,大きく2つにわけられる。1つはスリーブのままで,もう1つは,マウントして収納する方法である。
 私は,マウントして収納するようにしていた。しかし,数年前に,マウント作業を少し怠ったところ,マウントするべきスリーブがどんどんたまっていって,さらに手をつけなくなり,結果としてかなりの量のスリーブがたまってしまった。最近,仕事などが忙しくて撮影があまりできず,かえって整理のための時間をつくることができるようになった。1日1本ずつでも整理していけば,そのうち全部片付くことだろう。

ところで,ポジフィルムを現像に出すとき,「スリーブ仕上げ」か「マウント仕上げ」かのどちらかを指定することが多いだろう。私は,マウントして収納したいので,「マウント仕上げ」を指定すればよいのかも知れないが,それには少し不満がある。
 私は,単にマウントするのではなく,ホワイトパック(これは,私の勝手な呼び方であり,商品名としては「フィルムパック」という)して,白いペーパーマウントにしたいのである。こうすると,マウントに,ちょっとしたコメントなどをメモしやすくなる。

このようにマウントしたポジは,内容別に整理したりしやすく,都合がよい。また,ホワイトパックしてあるので,けっこうラフに扱える。また,プリントに出すとき,コマをセレクトしやすく,ラボには必要な1コマだけを渡せばよい。トリミング指示などをマウントに書くこともある。
 しかし,欠点もある。まず,マウント処理は非常に面倒である。いくつかのコマを並べてみたいときなどライトボックスの上にきっちり並べなければ,見にくい。さらに,収納するときにも,スリーブに比べてかさばってしまう。
 最初,フジカラーの「スライドファイル」を使っていた。これは,収納したマウントを見やすく,カッコもいいのだが,とにかく場所をとるので困る。A4判のファイルより大きく,厚さが5cmもあるのに,200コマしか収納できない。
 最近,フジカラー「スライドボックス35」というものを見つけた。これなら,「スライドファイル」1冊分の空間に,ポジを480コマ収納できる。たくさん連結していくこともできるので,これに収納していこうと考えている。ただし,必要なコマを見つけるのが,少し面倒になりそうだ。


← 前のページ もくじ 次のページ →