撮影日記


1999年05月16日(日) 天気:くもり

新緑の季節は荷物は軽く

今日は,HOP(広島お気軽写真クラブ)の月例撮影会である。今日の撮影地は,聖湖界隈。臥竜山,八幡湿原,聖湖などを撮ってまわろうという企画である。この場合,被写体は新緑などを中心としたネイチャーものになる。
 したがって,荷物はある程度欲張りたい。とはいえ,クルマ1台に4人乗る予定なので,荷物はカメラバッグ1つにまとめてあげなければ。そこで,リュック型バッグに次のものを詰めた。
 マミヤユニバーサルプレスボディ,6×9フィルムバック
 マミヤセコール50mm F6.3,100mm F3.5,250mm F5
 ニコンFMボディ
 ニッコール20mm F2.8,28mm F2.8,Micro 55mm F2.8,135mm F2.8
 露出計,フィルターなど小物
 その気になればもっと入るのだが,歩く距離が長くなるときに,お茶やお菓子も収納したいので,8分目にとどめてあるのだ。こういうとき,ニッコールの28mmや35mmを入れていることは多いのだが,使うことは滅多にない。

さて,臥竜山では,斜面を下って,木の根本を中心に狙ってみた。実は,「木漏れ日に輝く新緑」を撮るために,珍しくソフトフィルターを用意していたのだが,天気がイマイチなので,効果は薄そうだ。したがって,使わない。このソフトフィルターは52mm径であり,これはニコンで使うつもりだった。その結果,ニコンを使う気にならず,もっぱらマミヤプレスで撮ったのである。
 その後,八幡湿原に寄るが,なにもなかった(笑)
 そして,聖湖へ移動した。遊歩道を下って,久しぶりに三ツ滝を訪れたが,夏季は樽床ダムが放水するので,冬とは違って水量が多い。滝の側に近づくことは容易ではないが,訪れるたびに滝の側へ近づくルートを少しずつ見つけるようにしている。今日も,通ることができるところを見つけた。さらに次の岩に移ることができれば,かなりの至近距離から撮ることができるわけだが,その途中には木があり,通ることができない。いや,カメラバックや三脚がなければ通ることができるのだが,荷物があると,ひっかかって通ることができないのである。一時は,荷物が完全にひっかかり,前にも後ろにも進めないピンチに陥ったものである。
 三ツ滝のあとは,深入山のふもとの広場へ移動した。ここで,メンバーは適宜分散して,それぞれ撮影をする。私はとりあえず目の前にある山へあがってみた。20分ほど登って振り返る。残念だが眺望はイマイチである。周囲の山もけっこう高いのだ。さらに20分ほど登ってみる。けっこう遠くまで見えるようになったが,空がかすんでおり,あまりよい景色ではない。そこで途中ではあるが,下りることにした。ところが,登りはあまり気にならなかったが,けっこうな急勾配である。しかも,足元はすべりそうだ。非常にくだりがコワイところである。
 この2個所での撮影の反省としては,「荷物は軽く」これに尽きるだろう(笑)


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