撮影日記


1999年03月14日(日) 天気:くもり

オートドライの中身リストラ

このたび,新しい機材をお迎えする予定がある。この機会に,オートドライの中身をリストラすることにした。使わないものをリストラするわけだが,さすがにいろいろと愛着もでてきたりするので,誰かにあげたり,あるいは売ったりすることはできない。いわんや捨てるなんて!
 リストラしたカメラは,オートドライを買う以前にカメラを収納していた衣装ケースに,ふたたび乾燥剤とともに片づけたのである。

リストラの結果,オートドライの中身はかなり隙間ができた。オートドライに残ったものを,簡単に紹介していこう。

上の段から見ていく。一番上には,ニッコールレンズ様を収めた。テレコンなどを含めて13本ある。背の高いAi NIKKOR 200mm F4とAF Zoom-NIKKOR ED F4-5.6Dは,別の段に収めたが,半分くらいの空間はまだあいている。
 次の段はスピードライトやフードなど,ニコン様の小物とコンパクトカメラを収めた。ニコン様といえども,コンパクトカメラにはリストラを断行し,初代ピカイチ様,ピカイチカリブ様,ニコンミニ様の3台だけを残した。この3台は,「使う」からである。

次の段は,コンパクトカメラを収めている。ここに徹底的なリストラを行った。残したものはRICOH AUTO SHOT,KONICA L,OLYMPUS WIDE,FUJICA GER,OLYMPUS XA2,Mamiya Uだけである。これだけではスペースが余るので,Kiev 4Mと2本のJUPITERレンズ,PENTAX P30はここに収納した。
 RICOH AUTO SHOTは,実家に古くからあるものなので,それに敬意を払う意味でもリストラの対象にできない。また,ゼンマイ式自動巻き上げというメカニズムのおもしろさと,そのデザインの美しさは代え難いものがある。OLYMPUS WIDEも同様に古くから持っているものだ。
 残りの4台は,基本的に「使う」ので残している。いずれも「小さい」ことが何よりものポイントである。
 KONICA Lは,そのクラシカルな外観と,露出計がセレン光電池式で電源の心配のないところが魅力である。
 FUJICA GERは,小さいながら2重像合致式の距離計を内蔵している。
 OLYMPUS XA2は,ストロボをはずせばニコンミニ様よりも小さい。
 Mamiya Uは,それにストロボを内蔵させたようなデザインがかわいい。

次の段には,ニコン様のボディを収納している。
 次の段には,250mm F5を除くマミヤプレス用交換レンズ,露出計,ビューティフレックスにコレレを収納した。中判カメラの段といえるだろう。
 最後の段には,フォトラマの2眼,4眼のカメラとマミヤプレスボディ,250mm F5レンズ,フィルムバックを収めている。オートドライの中でもっともスペースをとっているのが,この2台のフォトラマであるが,これが高価で入手も容易ではなかったりするものなので,滅多に使わないものとはいえリストラ対象にはできない。

結局,ジャンクで買い集めたコンパクトカメラの多くをリストラしたわけだが,本当に使うカメラだけを収納するなら,それほどスペースは必要ないということだ。


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