撮影日記


1999年03月13日(土) 天気:くもり

峠族参上

作木のまるちゃん氏からお誘いがあり,この日の早朝,三次近郊に峠攻めに行くことになった。
 峠攻めと言っても,タイムトライアルをするわけではない(笑)。
 (どーせ,うちのクルマはATだし・・・・・)
 三次盆地は,秋から冬にかけて「霧の海」が見られることで有名である。その撮影にふさわしい場所を紹介してくれるというのだ。

待ち合わせは,三次駅前に5時30分。私は4時ころに出発し,国道54号線をのんびり走り,三次駅前に到着したのは5時20分頃。なんて,私は時間に正確なんだろうか(笑)。
 駅前には,すでにKEN親子が来ていた。朝早く起きたのはいいが,早く家を出過ぎたそうで,1時間も前に着いていたという。
 お互いに「遅刻したら放って行くぞ」と約束していたのだが,待ち合わせの5時30分を過ぎても,肝心要のまるちゃんが来ない。まるちゃんが来なければ,どこへ行けばいいのかわからない(笑)。まるちゃんの携帯電話にかけてみても「電源が入っていません・・・・」
 まあ,せっかくここまで来たのだからと,三次駅の朝の光景などを撮って時間をつぶし,6時30分を過ぎたところで,もう一度電話をかけてみた。今度は通じた。聞くと,寝坊してしまい,三次駅に6時ころに着いたという。そして無事に合流することができた。
 そして案内された峠は,「霧の海」を狙うのに都合がよさそうば場所だ。ただ,すでに太陽が昇りきってしまっているので,一面真っ白で絵にしにくい。しかし,今回は撮影場所を確認できただけでも大きな収穫である。

峠を降りた後,まるちゃんの希望で,広島市内の中古カメラ屋を案内した。まるちゃんは,花の接写をするために,TTLストロボ調光のできるボディとマクロレンズを狙っているという。具体的にはFE2を考えているそうだが,FE2は妙に人気があるようで,FAやF−801などの方が安いことが多いよ,と教えてあげた。
 いくつかの店を覗いたが,やはりFE2は6万円前後のことが多く,FAやF−801は4万円台で簡単に見つかる。そして,日進堂の店内に,なんとOH済みのFAをたったの\25,000で発見した!外見は値段なりに,角のブラックペイントがはげて光り輝いているが,まるちゃんはすっかり魅せられたようだ。結局,その日はなにも買わなかったが・・・・・


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