撮影日記


1999年01月31日(日) 天気:はれ

冬は冬らしくないとね・・

そういえば常清滝,冬になってから,まだ行っていなかった。今日は天気もいいので,久しぶりに行ってみよう。最近,寒さもあまり激しくなく,雪も多くないようなので,滝の凍結あるいは雪化粧の期待は薄いが・・・・・・

常清滝に行く前に,高谷山というところに寄ってみた。そこは,三次市街を見下ろすことができるそうだ。秋になると,霧の海が期待できる。そのための下見を兼ねておくわけだ。
 展望台は東方向に視界がよいらしいので,ついでに朝日くらい撮れないものかと,早朝に着くようにでかけた。出発したのは3時,国道54号線を走って,現地についたのは5時ころである。国道54号線から,高谷山へのぼる道の入り口はわかりにくいかもしれない。一応,入り口を示す標識は立っているのだが,対向車線側にあるので,特に夜には見落としやすい。
 また,あがっていく道に入っても,途中にいろいろな施設やゴルフ場があったして,「ほんとうにこの道でいいのかな?」と数回悩むことになる。やがて,「展望台まで3km」などと書かれた道になって,ようやく安心できる。が,安心するのは束の間。道幅が狭いのだ,対向車が来たら,どちらかが相当な距離をバックしなければならないかも知れぬ。片側は崖で,ガードレールもないので,正直言って,夜に走るのはほんとうにこわい!。対向車が来たら・・・・道せまいカモ,通れないカモ,落ちるカモ!

そんな道を4,5kmくらいのぼっていくと,「霧の海展望台」というところの入り口に達する。ところが,そこには駐車場がないみたいなのだ。そこには道の脇に少しのスペースがあるから駐車できなくはない。しかし,こういう狭い道である。そこは貴重な離合スペースであるはずだ。自分さえよければよい,他の人はどうなっても知らないよ,という自己中心的な人以外には,そこに駐車することはおすすめできないカモ。
 そこで,2kmほど引き返した。比較的道幅のあるところで,ベンチが1つだけあって,ちょとした展望台?みたいになっているところがある。そこで朝を迎えることにした。うん,悪い場所じゃないね!

そのあと,尾関山公園をうろうろしてから常清滝へ向かった。常清滝は,凍結どころか,積雪さえほとんど残っていない。それでも,岩にのこった氷などに近づいていろいろ撮ってみた。それも,撮っているうちにどんどん溶けていく。1時間ほど撮ったあと,かなりの部分がとけてなくなっていた。冬らしい光景は,どこへ行った!?


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