撮影日記


1998年11月06日(金) 天気:はれ

悪貨は良貨を駆逐する〜読めないウェブページ

最近,読めないウェブページが散見される。読めないウェブページ,および読みたくないウェブページの条件は次のようなものだ。

1.文字化けしている。
 2.メニューに戻るたびにMIDIファイルを受信させられる。
 3.グラフィックが濫用されて必要以上に飾りたてられている。

2と3については,いうまでもないだろう。基本的に,「内容のおもしろい」ページを見たいのであって,「飾り」はある面どうでもいいのである。困ったことに,そういう「飾り」を濫用しているページに限って,「偉そうなことを並べているわりには,内容が全然つまらない」ことが多い。もちろん,すべてが「つまらない」とも限らないのだが,少なくともこれらはページを閲覧させていただくときの妨げ以外の何者でもなく,あまりに「うるさい」ページには次第に足が遠のいてしまうものだ。
 これは,「読んでもらう」ための配慮が決定的に欠如しているといえる。もちろん,文字ばかりのページというのは逆に極めて読みにくいので,適正なグラフィックの使用は,非常に好ましい。

グラフィックを多用するケースの1つに,「レイアウトにこだわる」というものがある。この気持ちはよくわかる。しかし,些細なレイアウトにこだわったがために,読む人にそれだけの負担を与えていることを忘れてはいけない。
 自分のつくったレイアウトに自信を持てる人は,まあ幸せだろうとは思うが。


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