撮影日記


1998年09月06日(日) 天気:小雨

ロシアカメラって,
どうなんだろう?

久しぶりに日本橋に行った。CVC-NETのホスト機であるPC-9801UF用の増設メモリを探しに行ったのである。実は,このマシンは,初期の98ノート用のメモリカードを使うようになっている。したがって,探しに行く店は,当然ながら,ソフマップ1号店のトレジャーセンターだ。しかし,残念ながら,必要とするものは見つからなかった。

日本橋へ行ったら,やはりトキワカメラと国立カメラは覗いておかなければなるまい。国立カメラにめぼしいものはなかったが,トキワカメラには気になるものがいくつかあった。先に書いておくが,結局は何も買っていないので,ご安心を。

まず,気になったものは,Yashica-Aである。国産の廉価版二眼レフカメラではあるが,リコーフレックスのような「耐乏型」ではなく,レンズボード繰り出し式の「ローライコード模倣型」である。シンクロの同調がおかしいとのことで,¥9,800 という魅力的な価格がついている。この種のカメラでフラッシュ撮影をする機会はあまりないと思うので,これは「買い」かもしれない。
 また,Agfa製の6×9判蛇腹カメラも気になった。なんと¥3,800 である。ただし,フィルムは120ではなく620を使う。これのフィルムは,もう入手できないはずだ。しかし,120フィルムを改造すれば使えるということを聞いたような気もする。そこが明確なら,買っていたかもしれない。

さらに気になったのは,いわゆるロシアカメラ(ソ連製カメラ)である。ゾルキー,フェド,キエフなどがそれだ。以前から気になる存在であったが,昨日,レモン社やOSカメラでライカを見ていたことも,今日の関心の高さの要因の1つであろうか。
 個人的には,やはりキエフがカッコイイと思った。そういえば,ゾルキーやフェドはライカを模倣したカメラであるが,キエフはコンタックスを模倣したカメラなのだ。そうだ,ニコン様も,外観についてはコンタックスを模倣しているのだ!

結果として,ニコンS2がますます欲しくなっただけである。でも,フェドくらいはそのうち1つ買ってもいいかな?なにせ安い。


← 前のページ もくじ 次のページ →